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2019.06.02

ファッション

インソール、部分汚れ、箱問題……スニーカーの困った!を解決するプロのワザ

連載「愛する靴の愛し方」
お気に入りを履き潰しては買い替えて……なんてもったいない! 愛する一足を守る術をフットウェア・ラバーたちに教えてもらった。
スニーカーと永く付き合うためには、日頃のブラッシングや防水スプレーの塗布など、小まめなケアが重要だということは、すでに以前の記事でお伝えしたとおり。
>前回の「雨の日のスニーカーのケア」を読む

そこで、今回はより具体的に各問題に切り込み、プロが実践する技を紹介。
城所さん
教えてくれるのは、スニーカーに特化したクリーニング専門店「スニーカーアトランダム」の店長であり、自身も350足以上のスニーカーを持つコレクターでもある、城所 匠さん。

 

【困った!1】「履くとインソールのデザインが消えてしまう……」


【Answer】中敷“2枚使い”で、ニオイ問題と一緒に解決!

「スニーカーをキレイに履きたい」。その理由は人それぞれだろうが、元のデザインをできるだけ残したいという想いの人も多いはず。そこで保全が難しいのが、インソール。しかし履いても擦らないというのはなんとも難しい気がするが……。一体どうすれば?
インソールのケア
「インソールは汗を吸収したり色が剥げたり、擦れてボロボロになったりとダメージを受けやすい箇所です。せっかくのデザインが……というのは私も悩みました。そこで対策として行なっているのは、靴に付属しているインソールとは別に、もう1枚薄めのインソールを重ねて入れる方法。汚れたら簡単に取り換えることができ、正規のインソールを汚すこともありません」。
さらにインソールの2枚使いは、ニオイケアにも役立ってくれるというから一石二鳥。なお、靴のニオイをさらにケアしたいなら、吸湿性を持つ木製のシューキーパーは、内部の湿気調整にも一役買ってくれる。同時に型崩れも防止するため、収納時にはぜひ取りいれたい。ちなみに、ニスが塗られているタイプは吸湿性が低いため、加工されていないムク仕上げのものがベスト。
 

【困った!2】「スポット汚れはどうすれば……?」


【Answer】吸水性の高い布で拭き取りながら、スニーカー専用のクリーナーでケア

前日の雨でできた水たまりにスニーカーが……。いつものブラッシングでは落ちない汚れがついてしまった。汚れが定着するのはイヤだけど、水洗いするのは気が引ける。そんなときどう対処する?
スニーカーの水分を拭き取る
「ブラッシングや布拭きだけで落ちない汚れには、濡らさなくても洗うことができるスニーカー専用のクリーナーで対処しましょう。まず、スニーカーにシューキーパーを入れて、全体をブラッシング。シューキーパーは形状を安定させるとともに、アッパーの生地を伸ばしてくれるので、縫い目などに詰まった細かいホコリが取り除きやすくなります」。
その後、泡立てたクリーナーを汚れた部分に塗布。毛羽立たないよう柔らかいブラシでこする。このとき、キレイな部分やソールに水分が付着しないよう、乾いたマイクロファイバーなど吸水性の高い布で、小まめに泡を拭き取るのがポイント。必要以上に水分をつけない&浸透させないことが重要だ。


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