世界にはどんな格好いいオトーチャンがいるのか? その実体を探るべく、世界3都市で突撃パパラッチ! 今、気になる着こなしのホントのところを、街のリアルなスタイルサンプルとともに徹底調査する!
まだまだTシャツ1枚では心もとない、でも着飾りすぎるのも気分ではない。シンプルな羽織りモノをさらっと合わせてキマるならそれが一番。
しかも、日本ではこの時季は昼夜の寒暖差が激しいので、その対応策にもぴったり。となれば今一度、その選びとこなしをおさらいしたいところだ。
テーラードジャケットを春夏のムードで楽しむなら
LOS ANGELES ポールさん
グレージャケットをさらっと羽織り、パンツはクロップト丈で軽快に。そしてベルトやラペルピンなどで海な雰囲気をプラス。テーラードジャケットを春夏っぽく、ラフに活用するならこんな感じで。
スポーティなアウターに頼りたくなる理由がある
LOS ANGELES ユーリさん(42歳)
日本でも人気のヨガ・ランニングウェアブランド、ルルレモンのライトウェイトのジップアップジャケット。スポーティな見た目のものは、全身ダークトーンでまとめれば、しっかりと街着として活躍すると教えてくれた。
全身ブラックコーデにジャケット1枚で加えた“優しさ”
NEW YORK ルーカスさん(37歳)
NYらしい都会的なオールブラックコーデ。しかも全身タイトにまとめたロックな装いだが、ボタンレスのヒップ丈ジャケットは柔らかな素材を選び、優しい印象もプラス。黒が好きならお試しあれ。
マロンブラウンのワークジャケットとプラスαでコーデに味付けを
LONDON サムさん(37歳)
ほかのアイテムの色を抑えることで、マロンカラーのカバーオールが活きた着こなし。さらにサングラスのフレームも茶系で合わせたり、襟にニュアンスをつけたりと、小ワザを利かせたのがうまい。
骨太すぎないアメカジ。キモはジャケットの色みにアリ
LOS ANGELES スミスさん
ブルーデニムはリーバイスの「513」。そこにティンバーランドのブーツで骨太さを加えた。一方で、ワークジャケットは優しい赤みのあるベージュをチョイス。アメカジをマイルドに見せるコツだ。
定番のGジャンスタイルに少し“違い”を持たせるなら……
LONDON ジェームズさん(44歳)
スウェーデン生まれのアワーレガシーのGジャンは、スクエアのポケットや前立てのカーブしたステッチワークなど、シンプルながら個性際立つデザイン。定番アウターこそ、選びが重要だと再確認。
HIROMI YAMADA=写真・取材(NY) LITTLE JETTY=取材・写真(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)