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「物理的に生活が厳しい」など、切実な意見多し

1位「お金が足りない」
「仕事をするのがあまり好きではないので。結婚していれば働かないですむ。離婚してからはパートなので、稼ぎも少なく、貯金ができない」(37歳女性・栃木県)
「養育費を払っているが税金等の優遇はないから」(46歳男性・茨城県)
「最初は貯金も仕事もなく、養育費もなかったから、どう生活してよいかわからなかったし、相手だけが自由に暮らして、こっちは1日中働いているのがしんどい」(39歳女性・新潟県)
2位「精神的に辛い」
「当たり前のようにいた人が身近からいなくなるのは、やはり悲しかったです」(38歳男性・東京都)
「精神的に病んでいて、働くにも資格も能力もないし、ブランクもあったので、これからの生活が不安になった」(43歳女性・宮城県)
「家に帰ってもひとりはとても寂しいと思う」(39歳男性・北海道)
3位「掃除や洗濯などに充てる時間が足りない」
「仕事が終わり帰る時間が遅くても、すべてをひとりでやらなくてはならないことが精神的な疲れとなった」(32歳男性・長野県)
「仕事で遅くなるので」(49歳男性・東京都)
4位「自宅に人がいなくて寂しい」
「朝起きたとき、寝るとき、さみしい」(43歳女性・大阪府)
「毎日、家に帰って暗くて寒いのがつらい。周りは家族連ればかりなので余計滅入る」(35歳男性・埼玉県)
5位「子育てに手が回らない」
「自分が稼がなきゃ生活できないため、仕事に充てる時間がどうしても多くなっていて、子供の教育に集中できない。習い事や塾にも通わせたいが、送り迎えをする時間がないのと、毎日の練習に付き合ってやれないのでなかなか通わせる覚悟ができない」(40歳女性・神奈川県)
「両親の離婚に納得できない子供と暮らしていく上で、朝晩しか時間がないのは、いかにも時間が足りない」(42歳男性・大阪府)
 
夫婦でタスクを分担していたのに、人手が減れば自ずと負担は増える。それは経済的にも同様で、「物理的に生活が厳しくなった」という声は切実なものが多かった。一方精神的なものは「ひとりはやっぱり寂しい」という男性からの意見が多い印象だ。
ただし、離婚という状況はいつしか慣れるもの。いっときは生活が厳しくなったとしても持ち直そうと努力するものだし、寂しさも次第に薄れていく。不自由に向き合い、甘んじてそれを享受し、乗り越えていく。なかなか難しいかもしれないけど、健全な離婚からの立ち直り方は、そうでありたい。
 
吉々是良=取材・文 石井あかね=イラスト アイリサーチ=アンケート協力


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