蚤の市というと掘り出し物を見つけるイメージがあるが、まさにここでしか見つからないお宝に出合える“ファッション版蚤の市”があることを知っているだろうか?
それが、5月と11月の年2回開催される「ザ・トランクマーケット」である。
場所は、広島県広島市中区にある袋町公園。普段は市民の憩いの場として、家族連れやカップルなどが集まる公園に、ザ・ノース・フェイスやビズビムといった人気ブランドが縁日の出店みたくズラリと並び、思い思いのアイテムを販売するイベントである。
業界有名人もこぞって参加
「ザ・トランクマーケット」の大きな特徴のひとつが、人気ブランドを率いるファッション業界のキーマンが積極的に参加している点だ。
前回のイベントでは、連載
「熊谷隆志のお洒落で悪いか!」でお馴染みのスタイリスト兼フォトグラファーの熊谷隆志さんが、サタデーズ ニューヨーク シティとコラボしたウィンダンシーを引っさげて出店。自身も店頭に立って“接客”を行った。
ほかにも過去2回のイベントにネイバーフッドのデザイナー兼代表の滝沢伸介さんが出店。趣味の園芸トークでお客さんと盛り上がるなど、通常のショップとは違うリラックスした雰囲気がブースを包んでいた。
12回目を迎える今回は、カナダ発のアスレチックウェアブランド、レイニング チャンプや、ウィンダンシーが今話題の古着屋ウェーバーとコラボして出店。飲食ブースも設置され、広島出身の谷尻 誠さんが手掛ける東京・代々木上原の“社食堂”や、ナチュラルワインの有力インポーター、ヴィナイオータが参戦するなど、胃まで満たしてくれるイベントとなっている。
また、併設されたステージでは、トークイベントやライブも開催。モデル・タレントとして活躍するラブリさんが、アーティスト・白濱イズミとして歌声を披露するなど、見逃せないイベントが目白押しだ。
2019年最初のトランクマーケットは、5月18日(土)、19日(日)の2日間。参加ブランドをおさらいすると、
ピルグリム サーフ+サプライ、サタデーズ ニューヨーク シティ、ビズビム、A.P.C.、エイトン、シテラ……など。趣味系だと常連組みのノースに加え、今回はつり具のアブ・ガルシアがラインナップ。その数、総勢57店舗が出店。しかも今のところ天気予報は晴れマーク。
公園の新緑に囲まれて心地良い風を感じながら、掘り出し物を見つけに行ってみてはどうですか?
[イベント詳細] 「ザ・トランクマーケット」 場所:広島県広島市中区袋町9番 袋町公園 期間:2019年5月18日(土)11:00〜20:00、5月19日(日)11:00〜17:00 入場無料、雨天中止www.trunkmarket.net/[問い合わせ] T.T.M.企画室 082-207-1629POW-DER=文