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【「できれば隠したい」と答えた人の回答理由】
「聞かれたら答えられる」派
「積極的に話題にする文化圏ではないと認識しているから。ただ聞かれることがあれば正直に話すようにしている」(42歳男性・東京都)
「世間的に離婚に対するネガティブなイメージは拭えないし、してしまったことを恥じてもいるので。ただ隠しごとをするのが得意ではないので話の流れで突かれたら正直に答えるとは思う」(34歳女性・岩手県)
「今の時代、離婚は珍しくないから。ただ、再婚したため積極的には話さない」(33歳女性・神奈川県)
聞かれても積極的に言わない」派
「知られたくない」(36歳男性・石川県)
「家を出るときに、理由を聞かれて、好きな人がいると嘘をついて、子供も相手に預けてきたからです」(46歳女性・岩手県)
「おおっぴらにできる派」と比較すると、彼らの心の裡には過去への反省や後悔が大きいように見てとれる。
 

時間の経過とともに、離婚の過去は話しやすくなる

当然ながら、それぞれの別れを経験し、それぞれの思いを胸に回答するだけの理由がある。離婚の理由が千差万別なら、捉え方も人それぞれということなのだ。
ただ注視すべき点が年齢にある。「おおっぴらにできる」派は30代より40代が4ポイント多かった。これは、年齢層が高いほうが離婚後の時間経過が長い傾向があり、それゆえに事態を咀嚼できた結果だろう。
離婚直後には事実を伏せておきたい気持ちがあっても、やがて時間や時代の空気が口を開かせてくれるケースは多そう。裏を返せば、いっときは辛くとも、やがては時間が解決してくれるということだ。なんでもおおっぴらにすればいい、とは言わないが、せめて前向きに経験を捉えることは、よく生きることに繋がるのではないだろうか。
 
吉々是良=取材・文 石井あかね=イラスト アイリサーチ=アンケート協力


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