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Day 10 Mon.
ナヌ、サングラス掛けてるのに目の輝きが違うってか!?(笑)

機内でも快適に過ごせるジャージー素材の紺ジャケットにグリーンのストライプと立体的な襟がエレガントなBDシャツ、シワに強いヘビーツイルを使ったワイドシルエットのチノ。
[左]ジャケット6万7500円[オーダー価格]/麻布テーラー 03-3401-5788、ポロシャツ1万3500円/フレッドペリー(エディフィス 新宿 03-5366-5481)、デニム5万7000円/ヤコブ コーエン(ヤコブ コーエン ギンザ シックス 03-3572-0017)、[右]靴15万8000円/エドワード グリーン(エストネーション 0120-503-971)、バッグ4万4000円/フルラ(フルラ ジャパン 0120-951-673)、サングラス3万4000円/モスコット(モスコット トウキョウ 03-6434-1070)、スーツケース7万円/リカルド・ビバリーヒルズ(リカルド・ビバリーヒルズ ジャパン 0800-700-6159)、ベルトはスタイリスト私物
問題山積の中、今日から5日間の海外出張へ向かう。行き先はユースケが担当するブランドの本拠地、イタリア・ミラノだ。国内で成功を収めるには、本国との密なコミュニケーションが欠かせない。
というのも、これにはもう1つ、ビジュアル制作と並ぶ重要なミッションを兼ねているからだ。亞藤忠サイドの目論みでは、中期計画として日本企画のディフュージョンライン展開に向けた交渉を始めるつもりである。そのためにも彼らとブランディングストラテジーを、よりいっそう共有していく必要があるのだ。
出発前、羽田空港で同時間帯にニューヨークへと出張する同部署のエース、課長・タケシと待ち合わせ、朝食を取りながらプロジェクトのミーティングを行った。タケシは開口一番、「あれ、目の輝きが違いますね!」と驚きの声を上げる。週末の休みで完全にリフレッシュしたユースケは元気を取り戻していたのだ。

その心持ちは服装にも表れていた。機内でも快適に過ごせるジャージー素材の紺ジャケットにグリーンのストライプと立体的な襟がエレガントなBDシャツ、シワに強いヘビーツイルを使ったワイドシルエットのチノ。リラックス感と大人の品を兼ね備えたユースケの出で立ちはタケシの目に頼もしく映った。
着回しアイテム
【C】「ソリード」のジャケット 【4】「サウスウィック」のシャツ 【12】「マッキントッシュ」のパンツ
【C】「ソリード」のジャケット
幅広いシーンで活躍する2ボタンのネイビージャケット。全体的にすっきりとしたスリムシルエットだが、ストレッチの利いたジャージー素材で着心地も楽ちんである。5万2000円/タトラス インターナショナル 03-5708-5188
【4】「サウスウィック」のシャツ
米国の名門ファクトリーブランドから登場したのは、春夏らしいグリーンのロンドンストライプが目を引くBD。正統アメトラスタイルを体現する程良いゆとりのあるボックスシルエットもポイント。2万1000円/シップス 銀座店 03-3564-5547
【12】「マッキントッシュ」のパンツ
ヘビーなコットンツイルが使用されたスポーツトラウザーは、チノ感覚でカジュアルにも、スラックス感覚にもはける万能パンツだ。テーパードのかかった、気持ちワイドなシルエットが特徴。2万7000円/マッキントッシュ青山店 03-6418-5711


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