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増税分のポイント還元も予定。これからのお得はモバイル決済で

そして、なんといっても注目しておきたいのが、認知向上や普及のために“新型”モバイルサービスが現在行っている、さまざまなキャンペーンである。
対応する店舗やネットショップで決済した際に、ポイント還元があるという点では従来のICカード型と同様だが、“新型”の場合は、それに加えて初回登録時に500円加算される(PayPay)や銀行口座と連携することで500円加算される(LINE Pay)など、サービスごとにさまざまなキャンペーンを定期開催している(どちらも期間限定)。
また、決済によるポイント還元も従来のモバイル決済に比べ高めに設定されている場合が多いほか、クレジットカード経由でチャージをした場合には、クレジットカードのポイントもゲットできる「二重取り」が可能になっているなど、お得な要素が明らかに多いのだ。
ちなみに2019年の消費税増税では、景気対策としてモバイル決済に代表されるキャッシュレス決済に対して、増税分の差額をポイントで還元するという施策も打ち出されている。どのサービスが対象となるか現時点では未定だが、増税のダメージを軽減させるためにも、モバイル決済サービスの利用は必須といえるだろう。
馴染みのないサービスだからと敬遠していた人でも、ここまで読めばモバイル決済サービスに興味を持たざるを得ないはず。そこで次回は、主要な“新型”モバイル決済サービスを実際に使ってみてわかった、オッサンならではのメリットや賢い使い方について紹介しよう。

石井敏郎=文


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