年を食うほどに、遊び方はこなれてくる。若い頃よりスマートに、そして自由に。
それは何も行動だけの話じゃなくて、心のありようだって同じはず。見落としそうなくらいさりげない手元の粋、実はめちゃくちゃ見られてるぜ。
「フレッド」のリング
武骨なシルバーともシブいゴールドとも違う、この気品漂う優しい佇まいはK18ピンクゴールドの柔らかいトーンと繊細な輝きの賜物。
フレッドのお家芸たる曲線美は「8°0(エイト デグリー ゼロ)」という永遠や無限を思わせるモチーフが特徴。また太めのバンドリングをベースにしたことで、男らしさも感じさせる仕上がりに。贅沢にちりばめたダイヤも決して嫌みに見えないこのサジ加減。洒脱だ。
「バレンシアガ」の財布
オーシャンズ世代が、ブランドロゴとうまく付き合っていくには、どう取り入れるのが最適か。ウェアか? キャップか? いやいや、意外とウォレットなんていいんじゃないだろうか。しかも、今をときめくこのブランドとくればおあつらえ向きだ。
もっちりとしたラムスキンを使った「エブリデイ ロゴ ミニ ウォレット」は、フロントにコインポケットを備えた3つ折り型の小型モデル。手のひらサイズで、スッと取り出したときに光るエンボスのロゴ。大人の主張は、このぐらい自然がちょうどいい。
渡辺修身、鈴木泰之、蜂谷晢実、高橋絵里奈(清水写真事務所)、比嘉研一郎=写真 星 光彦、来田拓也、松田有記=スタイリング 髙村将司、いくら直幸、今野 壘=文