春のデニム選びに迷ったら、いの一番に気になるのは、デニム界を牽引する人気ブランドたち。その今季の動向をリポート。
トルコ発のオッサン想いな快適デニムをお試しあれ!
スリムストレートにして抜群のはきやすさ。オッサンに優しいストレッチの利いたデニム地は、トルコ・イスタンブールに拠点を置くイスコ社のもの。
一見ヴィンテージのリジッドデニムのような雰囲気だが、11オンスという軽快さで、表面にはうっすらとコーティング加工が施され、滑らかな光沢感がある。結果、街男に打ってつけの上品なデニムとあいなった。
ブランドらしさを体現するデニムとロックの軽快なセッション
フロント部分のアートワークを手掛けたのは、米国・オースティンをベースに活躍するロックバンド「ザ・ゴースト・ウルブス」。ブラックデニムとダークな絵柄が見事なマッチングを見せる1本。
デニムでスポカジ、ヒステリックグラマー流
ウォッシュ&ダメージ加工を施したライトオンスのブラックデニムに、クリームイエローのサイドテープという意匠が秀逸。ジャージーライクに着こなせば、オーシャンズで推奨中のスポカジスタイルをデニムでも実践できるというわけ。
西崎博哉(MOUSTACHE)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 星 光彦=スタイリング 吉田太郎=ヘアメイク 髙村将司、加瀬友重、山口達也=文