秘伝の風水と豊富な人生経験を駆使して人々の悩みを解決するDr.コパ。本連載は、オーシャンズ世代が抱く仕事やお金といったさまざまなジャンルの悩みを、Dr.コパが実践してきたとっておきの成功術で解決しようというもの。
今回は、平成を上手に終わらせるコツは温泉と花見にある……!? というお話。
成功のひとつの目安である「50歳までに1億円を手に入れる」という目標を目指して、さぁ、“やってごらん”!
改元まで、あと約2カ月。いよいよ本格的に運気が大きく変わり始めるだろう。意識しようがしまいが、運気の変わり目は誰にでもやって来るのが必然。その変化にうまく対応し、楽しいものに変えていくには準備するしかないんだ。
これまで数カ月にわたって、改元に向けての心構えを話してきたけれど、これからの2カ月間はその総決算。改めて平成を振り返り、感謝をして終わらせ、それを踏まえて次の時代に向けた計画をしっかり立ててほしい。
というわけで3月は、まず温泉に行こう! 風水では「弥生3月、吉方の湯に浸かれば厄は落ち財に困ることなし」と言われていて、3月の温泉に浸かればお金にも幸せにも困らないとされているのだが、改元を控えた今年の3月は、そのパワーがいつにも増して強力なんだ。
子供がいるなら春休みを利用して、家族揃って温泉に行き、厄をすっきり落として幸運をたっぷり吸収する。そうして、のんびりくつろぎながら、家族みんなで平成ってこうだったよね、ああだったよねと振り返り、次の時代にやりたいこと、夢や希望や計画を語り合うといい。平成最後の温泉旅行ってことで、ちょっと遠出して豪勢にいくのもいいじゃないか。
ただし、目的地を選ぶときは慎重に。自宅から東北と南西の方位にある温泉は、絶対に避けること。
平成最後の……といえば、花見もお忘れなく。桜というのは、単純にキレイというだけでなく、なんとも感慨深い花だよね。出会いと別れが重なるこの時季に咲くせいなのか、見るたびにいろいろな記憶が蘇ってくる。そういう意味で、花見は平成を振り返るいいきっかけになるはずだ。桜を愛でながら、平成をしみじみと思い起こしてみてほしい。
さて、平成を終わらせるということは、さまざまなことを清算するということでもある。この3月にやるべきは、まず人間関係の清算だ。平成で終わらせる関係と、次の時代まで続ける関係をじっくり見極めてほしい。常々、人の縁はお金の円と言っているように、人脈は財産。だからこそ、良縁と悪縁を見極め、改元を前にすっきり清算しておくことが新時代の大きな開運につながるよ。
ちなみに、年度が変わるこの時期は職場などでも人間関係が変わりやすいし、新しい時代に向けて新しいことを始めれば、必ず新しい人脈ができる。その際に気をつけなければいけないのが、妬みや恨みだ。よく、背すじがゾクゾクするって言うだろう? 人の妬みや恨みっていうのは、背中から入り込んでくるんだよ。
これは防御のしようがないから、とにかく祓い清めていくしかない。毎晩、風呂に入って体をキレイに洗い、最後に頭のてっぺんと両肩に塩をのせてシャワーで洗い流すといい。自分の信心している神社仏閣など、清まっている場所に行くのもいいだろう。こうして自分を清めておけば、自然といい人間が集まってくるようになるはずだよ。
さあ、平成最後の温泉と花見を存分に味わい、新時代に向けてラストスパート。やってごらん!
Dr.コパ
日本の伝統建築・風習などに基づく開運法や風水開運理論の第一人者。ほかにも建築家、神主、愛知工業大学の客員教授、実業家といった多彩な顔を持つ。また馬主としても有名で、2017年はコパノリッキーが引退レースで勝利し、歴代最多となるG1レース11勝をマークする快挙を達成。現在、コパノチャーリー、ラブミーファイン、コパノキッキング、ミヤケなどがオープンで活躍中だ。
Dr.コパ=題字 押条良太(押条事務所)=取材・文 藤本晃司=イラスト 嶋田裕子=編集