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2019.03.04

ファッション

手ぶらでぶらぶら、種カジ流ノーサーフな日のウォーキングスタイル

「お洒落であるより、格好良くありたい」と言う種市暁さんのスタイルに本誌が注目し、“種カジ”と勝手に命名して早数年。いつもパッと見の印象は無造作なのに、なぜか格好いいから不思議。そんな彼の装いの“タネ”をムリヤリ解説してもらう企画。
ーーおや、さては海帰りですね? Tシャツにダウンで一段と軽やか。
ダウン/ロッキーマウンテン フェザーベッド、Tシャツ/2-3カフェ、デニム/デンハム、スニーカー/ミズノ すべて種市暁私物
ダウン/ロッキーマウンテン フェザーベッド、Tシャツ/2-3カフェ、デニム/デンハム、スニーカー/ミズノ すべて私物
「いや、今日はノーサーフ。ぶっちゃけ2月はめちゃ寒いんで、ほぼ海には行かないんです」。
ーーそうなんだ。
「ただ海に入らないと、アチコチがタルんでくるんですよ、僕。そこで、サーフの代わりに冬はウォーク」。
ーーへー、ウォーキングするんですね、意外。
「ジムに行くのも億劫だから。都内はどこに行くにも結構歩けるしね」。
ーーそれで服装が軽やかなのか、納得。
「ノーサーフな日はぶらぶら、その辺を」。
ーーしかも手ぶらでぶらぶら。
「イエス! 寒いときは手も出したくないし」。
ーー46歳にもなって……。
「このダウンはポケットが大きいから財布もスマホもすっぽり。しかも超軽いからストレスフリー。使わないときは首にぶら下げておけるイヤホンはハンズフリーで電話も出られるしね」。
ーーそこまで“ぶらぶら”を徹底してるとは!
「ちなみに、デニムはめちゃくちゃストレッチが効いているのでスパッツ感覚ではいてます」。
ーー結果的に、ボリュームトップス&スキニーボトムスで旬なシルエットメイクができて、種カジ的ウォーキングスタイルが完成と。派手&シックのカラーバランスもいい感じ。
「わかってくれてるなー。で、スニーカーはミズノのハイテク系。楽だし、気分なダッド感も醸せるでしょ?」。
ーーさすが、4年目に突入しても“タネ切れ”しませんねー。
 

手ぶらでいるためのイヤホン UNKNOWN BRAND
ウォーキング中は音楽が欠かせない。で、首から提げておけるイヤホンをアマゾンでポチ買い。「ブランド不明(笑)。電話の通話もこれで対応します」。
超軽い!超あったかいダウン ROCKY MOUNTAIN FEATHERBED
電車などで脱いでも軽量だから手持ちOK。一方、リアルダウンがたっぷり入っていて、Tシャツに羽織るだけでヌクヌク。ピンクはビームス別注色。
元野球少年らしいスニーカー MIZUNO
元野球少年の種さんの心を掴んで離さないのが、ミズノのランバードマーク。そのハイテクスニーカーで歩きも快調!

スパッツ感覚ではくデニム  DENHAM
超ノビノビな4-WAYストレッチの最新モデル。脚にフィットするスキニーシルエットを“オッサン用スパッツ”として採用。
元プロ野球選手のカフェT 2-3 CAFE
元プロ野球選手の友人が営む東京・代官山「2-3カフェ」のTシャツをイン。スニーカーと“野球合わせ”という荒業。
 

最近ヘアの調子がいいのはこのLAコスメのおかげ


LA発のオーガニックコスメブランド、ジョバンニのヘアワックスを愛用中。「ウォーキングの汗くらいじゃ崩れないし、もちろん波乗りに行く日も使える。固めすぎないから髪の調子もいいんですよね、最近」。
 
PROFILE
たねいちあきら●1972年生まれの46歳、東京下町出身。サーフィンを愛する海男。長年勤めたビームスを退社し、現在はフリーランスとしてブランドのコンサルティングやプロダクトのディレクションなどを手掛ける。種カジのこぼれネタがポストされるインスタグラム(@taneichiakira)もチェック!

山本 大=写真 髙村将司=文


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