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AlexaやGoogle Homeと連携すれば音声での家電操作も

複数のリモコンをスマートフォン1台に集約できる、というだけで十二分に便利なスマート家電リモコンだが、スマートスピーカーを持っている人なら、やはり音声で家電を操作してみたくなるはず。この点に関しても「RS-WFIREX4」は、さまざまな点で魅力的。
「RS-WFIREX4」はAmazon AlexaとGoogle Home(Googleアシスタント)に対応している。どちらの場合も、起動ワード(アレクサ、またはOKグーグルなど)のあとに「家電リモコンを使って照明をつけて」または単に「照明をつけて」と続けて呼びかけることで操作が可能。
電源オンオフはもちろん、テレビの場合は音量調整やチャンネルの変更、エアコンは温度の指定までできるようになっているのが凄いところだ。
エコードット
筆者の家では1世代前の「Echo Dot(エコードット)」を使っているが、「RS-WFIREX4」との連携設定や、Alexaで操作できる家電の登録は、それほど難しいものではなかった。
少し頭を使ったのが、先ほども触れたスカパー!の操作だった。地上波やBSとは違い、多チャンネルが魅力のスカパー!は、チャンネル番号が3桁になっている。しかし、「RS-WFIREX4」で対応している音声でのチャンネル操作は、地上波に準じた数しか使えないため、そのままではスカパー!のチャンネル指定ができないのだ。
いろいろ試した結果、スカパー!のチューナー(付属リモコン)側で、「1」のボタンに「サムライTV(ch600)」を割り当てる、というような短縮設定を行うことにより、疑似的にではあるが問題を解決させた。
テレビ画面
声で『マッスル』が観られる時代に‼ なお、モニタ上には録画マークが表示されているが、録画の音声操作は非対応だ。
声で変えられるチャンネル数に限りがあるのは不便……と思ったのだが、スカパー!でもよく見るチャンネルは限られているため、実際にはこれで十分用が足りた。ちなみにGoogle Homeなら「ルーティン」機能を使い、「チャンネル1にして」を「サムライTVにして」というように言葉の置き換えも可能なようだ。


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