OCEANS

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「家が回らなくなるからとにかく謝る」(40歳、男性)
「私からは折れません、主人が謝るよう誘導します」(47歳、女性)
「好きなデザートを買って帰る」(49歳、男性)
「余計なことは何も言わず、相手の好きなものを作ってあげます」(44歳、女性)
自分からは修復しないと決め込んでいる妻の場合、オトーチャンが折れない限りは永遠に喧嘩が終わらなそうだ……。
男女の違いが顕著に現れたのは、5位。男性の「スキンシップをとる」という回答と、女性の「とことん話し合う」という回答だ。
「喧嘩してしまったら、夜中に布団の中でいきなり抱きしめて抱擁する」(42歳、男性)
「ごめんと謝って、抱く」(44歳、男性)
「長引くことがないようにそのときに何時間かかっても話し合う」(46歳、女性)
「お互いの言い分はぶつけ合って納得したほうがいいと思う」(45歳、女性)
頭で仲直りしようとする女性、体で仲直りしようとする男性。でも共通しているのは「仲直りしよう」、「相手とちゃんと向き合おう」という心があること。仲直りの方法に男女の差はあれど、歩み寄りのサインは見逃さないでしっかり受け止めたい。
 
ときには喧嘩することだって必要。喧嘩を重ねて夫婦になっていく。

納得するまでとことん話し合ったり、熱く抱擁してみたり、妻の喜ぶ土産を買ったり、夫の好物を作ったり……、喧嘩するにもエネルギーを使うが、仲直りにも骨が折れる。だが、我慢を重ねて仮面夫婦になるくらいなら話し合うことも必要だし、スキンシップを図って愛情を示すこともときには必要だ。
もちろん喧嘩しないというのは理想だが、喧嘩するからこそ折り合いをつけるための知恵も身につく。喧嘩もいい思い出だったと、笑いあえたら結果オーライ。それが夫婦の醍醐味でもあるはずだ。



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