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ゴルフ旅を締めくくる“贅沢のデザート”

さてゴルフは格言・箴言・諫言のたぐいに事欠かぬスポーツだ。「見栄がゲームを台なしにする」「人生にもゴルフの上達にも、近道はない」「パット・イズ・マネー」……。こういう言葉が無数に残されていることを鑑みると、ゴルフはプレー自体も楽しいが、語っても楽しいスポーツといえよう。
その日のスコア、プレー、コースについて仲間と語らう。もし傍らに上質な酒があれば、その時間はより豊かなものとなるに違いない。そんなゴルファーたちの語らいの場として打ってつけなのが、宿泊者専用のガーデンエリアにある「KUROBAR」だ。
大人の雰囲気に満ちた「KUROBAR」。天井の高いガラス張りの空間には、リゾートのバーらしい開放感も備わっている。
男っぽくカウンターに陣取るか、ゆったりしたソファ席で寛ぐかはお好みで。ゴルフの祖国スコットランドに敬意を表するならやはりスコッチ──もいいが、ここのおすすめはジントニックである。
確かに宮崎の温暖な気候のなかでは、モルトの芳醇よりジンの爽快に軍配が上がるか。ジンは「ビフィーター」「タンカレー」といった定番から地元宮崎産の「油津吟」まで、多彩なラインナップを揃えている。

う〜ん、口当たりのいいジントニックはゴルフ談義の相棒としてベストマッチかも。ふと外を眺めれば、ライトアップされたガーデンが実に美しい。
「KUROBAR」からの夜の眺め。
ちなみに「KUROBAR」にはテイクアウトOKのドリンク&フードメニューもある。外に出て、バーに隣接する「焚火のリビング」で杯を重ねるのもオツだろう。

オープンエアーの「焚火のリビング」。火っていつまでも眺めていられるよね。
開放的なホテルでリラックスし、名門コースでスキルアップを図り、極上の食事を楽しむ。それでもう十分に贅沢な旅だけれど、最後の最後にこうした語らいの時間を持つことを提案しておきたい。いわば“贅沢のデザート”。このデザートを味わうことで、我らのゴルフ旅の余韻は長くたなびき、美しく完結するのではないだろうか。
それを実現できるのが、ここ宮崎・シーガイアなのである。
 
[予約問い合わせ]
フェニックス・シーガイア・リゾート総合予約センター
0985-21-1113(9:00〜18:00)
[施設に関する問い合わせ]
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
0985-21-1133
www.seagaia.co.jp
 
小林孝至=撮影 加瀬友重=取材・文


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