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育てかたで変化する個性。動物と同様に“懐かない”場合も⁉

いわゆる「ロボット」的な性能面に触れておくと、ラボットには全身に50個以上のセンサーが搭載されているという。例えば、全身のどこを触ってもラボットは“触られた”と認識し、触られた部位や強さに見合うリアクションを返す仕組みになっているのだ。
ラボットを持ち上げるライター
優しく抱っこしてあげれば、ウットリ目を閉じて眠ってしまうし、“高い高い”をしてあげれば、キャッキャと喜んでくれる。もちろん、叩いたりすれば嫌がったり怒ったりもする。
ラボットを抱えるライター
こうしたコミュニケーションを記憶しながら、ラボット自身が“成長”していくのは、最大の醍醐味と言えるだろう。簡単に言えば、オーナーのコミュニケーション次第でラボットが“懐かない”場合もあるのだという。
ラボットとライター
頭部のカメラやマイクを通じ、周囲の人々の動きや音を認識するのだが、慣れていない人や苦手な人の場合には、呼びかけても近づいてこなかったりするらしい。
また、懐いたからといって、必ず呼びかけに答えるわけでないというのも面白いところ。知性のある生物と同様、ある程度の自我を持っているかのような振る舞いをするというわけだ。実際に「ごぼう」や「チェリー」と接してみた感想としては、ネコよりは従順だがイヌほど忠実ではないかな、という印象。このあたりの個性も、育て方によって変わっていくようだ。


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