世界にはどんな格好いいオトーチャンがいるのか? その実体を探るべく、世界3都市で突撃パパラッチ! 今、気になる着こなしのホントのところを、街のリアルなスタイルサンプルとともに徹底調査する!
アメリカはNYとLA。そしてロンドン。一見、ナチュラルで、飾りすぎない男が多いことに気付かされるが、つぶさに見ればそこには彼らなりのこだわりも……。さあ、ファッション英米対戦の開幕だ!
ガッチリ体型にフィットするコートでタフ&エレガンスに!
NEW YORK マイクさん(38歳)
ガッチリとしたボディが映える冬アウターは? マイクさんを見ると、その答えはジャストサイズのチェスターコートなのでは、と思う。ほら、ビシッと身体にフィットしてエレガンスさえ感じるのだ。
王道をいつも、いつまでも。これが男の生きる道!?
LOS ANGELES トーマスさん(38歳)
ザ・シンプル、ザ・アメカジ。リーバイスのGジャンにオリーブチノを合わせて王道を楽しんだ。が、インナーにダウンジャケットを挟んでしっかり防寒。冬も自分らしく装いたいからね。
チェック・オン・チェック! さすが自由だ、ロサンゼルス
LOS ANGELES マークさん(31歳)
シャツとアウターでまったく配色の異なるチェックをミックス。躊躇しがちな「柄×柄」だが、印象に残る個性的な装いとなるのも事実。全身の色使いは控えめに、ぜひトライを。
清潔感に少しの遊びを。知っておきたい、その“さじ加減”
LONDON クラッドさん
スラッとしたスタイルを引き立てる、無駄のないシルエットのモノ選び。全身ブルートーンで揃えたのも清潔感があってグッド。オリーブのキャップだけ色を変えてハズしたのがウマい。
ユルさと賢さ。オンリーワンな雰囲気のヒミツはジャパンメイドにあり
LONDON ベネジャンさん
柔和なコーディネイトの要は、ブルーのアンコンジャケットだけじゃない。デニム地のオーバーオールは日本ブランド、ネイキッド&フェイマスのもの。密かだが強いこだわりを感じさせるのだ。
冬の着こなしに大切だったのは、ぬくもりのある色のコンビネーション
LONDON エドさん
起毛感のあるシャツはエクリュで、コーデュロイパンツはうぐいす色を選んだことで着こなしに温かみが生まれる。マロンカラーの靴もしかり。ウィンターシーズンの色使いの手本にしたい。
アスレジャースタイルが年齢を感じさせないって!?
NEW YORK クリスさん(47歳)
デザインされた長めのパーカを軸にブラックでまとめたコーディネイトは、NYではもはやスタンダードとなったアスレジャースタイルそのもの。47歳とは思えないハツラツとした雰囲気だ。
歴が長いサーファーから漂う飾りすぎない自然体のムード
LOS ANGELES ロニーさん(53歳)
ザ・ノース・フェイスのアウターに、シャツはボルコム、そしてリーバイスの511という飾りすぎない装い。この自然体な空気感、歴の長いLAのサーファーと聞いて、なんだか納得だ。
山田ヒロミ(ROMY&Co.)=写真・取材(NY) LITTLE JETTY=写真・取材(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)