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2018.12.12

ファッション

装いがまとまる秘訣はココ。 自分らしい“色”を駆使する世界のオトーチャン

世界にはどんな格好いいオトーチャンがいるのか? その実体を探るべく、世界4都市で突撃パパラッチ! 今、気になる着こなしのホントのところを、街のリアルなスタイルサンプルとともに徹底調査する!
自分に似合う色を極めた男たちの装いは格好いい。彼らの取り入れ方を見れば、その色にどんな効果があるのか、どう使えば装いがまとまるのかわかるはず。いいブランド&デザインだけじゃなく、“シグネチャーカラー”探しも忘れないように!

表情豊かに黒を着たいから、シルエットを工夫する


NEW YORK ルイスさん
ラペルが大きくデフォルメされたコートを主役に、細身のパンツとボリュームのあるブーツなど、緩急のついたシルエットに。黒がウマいニューヨーカーといえど、こんなにも表情豊かに黒を着られる人はそういない。
 

大人の貫禄とモスグリーンの親和性に大いに納得


LONDON オスカーさん(56歳)
渋いモスグリーンでリンクさせたテーラードジャケットとニット。50代の貫禄に似合う色使いだけじゃなく、美しいシルエットの “バナリパ”のパンツ、シャツはエトロと、熟練の審美眼にさすがのひと言。
 

日焼けしたブラウンレザーに見いだすタフなムード


NEW YORK オーエンさん(38歳)
いい感じに日焼けしたヴィンテージのレザージャケットとデニムの色落ちで味のある男らしさを演出。ラフなモノ選びだが、インナーはトップスと同系色を選んだことで、ごちゃつきのない装いに。
 

キャメルで際立つ優しい装いと父親像!?


LONDON ユアンさん(45歳)
家族を大切にする父親としての優しさが滲み出るユアンさんが選んだフリースジャケット。彼の温厚な印象はそのフワッとした素材感に加え、ほっこりしたキャメルカラーでいっそう際立っている。
 

海っぽさと、陽気なイエローでチルなムードを纏う


LOS ANGELES ランドさん(30歳)
リラックスした雰囲気のヒミツは、バツグンの笑顔にマッチする、陽気なイエローのボマージャケットにあり! トリムTにフーデッドパーカと海っぽさが薫るインナー選びもポイントだ。
 

ストリートな装いがミルキーホワイトでマイルドに


TOKYO 高橋宏樹さん(30歳)
肩が落ち、袖に膨らみのある不思議なバランスのジャケットを軸にした若々しさのあるストリートスタイル。そのトップスやスニーカーに優しげなミルキーホワイトを選べば、親しみのある姿に。
 

ビビッドなレッドが取り入れやすくなる方法論


NEW YORK フェルナンドさん(36歳)
ヒゲを蓄えた逞しい彼だが、パッと明るい赤のブルゾンとシャツを取り入れて可愛さをプラス。ビビッドなアイテムに抵抗があるなら、彼のように落ち着いたグレーと合わせるのがベター。

 
小野 理=写真(東京) 野村優歩=取材(東京) 山田ヒロミ(ROMY&Co.)=写真・取材(NY) Little Jetty=取材・写真(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)


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