表題の「CCHって何?」と大半の人は思うはず。こっそりググったとしてもそれは意味がない。だって、我々が独自に考えた「コンパクト・シティ・ホテル」の略だから。
昨年オープンした渋谷のトランクホテルをはじめとして、小さいけれど独自の切り口を持つ都市型ホテルが増えてきている模様。そんなホテルをCCHと表したかった次第。
9月にオープンした「マスタードホテル 渋谷」はスタイリッシュな部屋も施設も魅力だが、「アーティスト・イン・レジデンス」という試みが独特だ。
東京を訪れるクリエイターやアーティストに無料で部屋を提供し、滞在中に作品を残したりライブを開いてもらうという取り組みだ。カルチャー発信の場としても機能するホテル、というわけ。
一方、11月に京都のど真ん中にオープンする「モガナ」は、京都、そして日本をとことん体現するホテルだ。
京都の伝統的な細長い敷地にヒントを得た30mの廊下や、京町家のような中庭。食材はもちろんアメニティや部屋着まで、ほぼすべてが「日本製」というこだわりようだ。
従来のホテルの概念から解放され、いろいろな楽しみ方を提供するCCH。もっと気軽に、CCH(ちょいちょいホテルへ)と覚えてもらっても、よろしいかと。