ワイドに、強めのテーパードなど流行を捉えたデニムは数あれど、世界の男たちに高く支持されていたデニムはジャストフィット。奇をてらわないストイックさが男らしいから? スタンダードで着こなしやすいから? 彼らの着こなしから見えてくる“ジャスト”のメリットとは。
色落ちブルーデニムでアメカジを。そんなときこそ“ジャスト”を選ぶ
NEW YORK アレッサンドロさん
カーハートのチェックシャツにヴァンズ、そして色落ちした“ジャスト”のブルーデニム。これぞ王道! といったアメカジ。野暮ったくなりそう、と心配なら彼のように全身細身でまとめてみよう。
力強く清潔感もある。そんなスタイルが好みなら
NEW YORK フランシスさん
アメリカのタフなオトーチャンってまさにこんな感じだ。上下リーバイスでラフに袖を捲って、パンツはロールアップして。そこにタイトなシルエットと白スニ—カーで清潔感を加えることで好印象に。
バイカー風に楽しむなら色使いの工夫をお忘れなく
NEW YORK マークさん(30歳)
シングルのライダーズとスリムデニム。バイカー風の男らしい装いだ。とはいえ往年の走り屋に見えないように、ボトムスのライトブルーとインナーの赤Tシャツで軽やかな印象をプラス。
オールタイムベストな軍モノ×デニムを新鮮に
LONDON スチュアートさん(52歳)
ミリタリーアウターとデニムの合わせもオールタイムベスト。それを、スチュアートさんは、上下ともにタイト&ブルーでクリーンにまとめてアップデートを図った。
黒デニムをジャパニーズロックな雰囲気で
TOKYO 田森雄太さん(30歳)
収縮色の黒だからこそ、細身を選んで視覚効果を存分に享受したい。全身ダークトーンでまとめるだけで、こんなにもスタイリッシュでジャパニーズロックのフロントマンみたいな雰囲気だ。
エレガントなアウターに力を添える黒の魅力
LONDON オリーさん(38歳)
グッチのスタンドカラーコートが風になびいた姿に溢れるエレガンスたるや。そのムードにさらに上品さを加えているのがブラックデニム。ロックにもシックにもなるなんて、黒って使えるなぁ。
爽快な細身ブリーチが年相応にはけるヒミツが知りたいか?
NEW YORK ルイスさん(45歳)
細身のブリーチ系、そのとにかく爽やかな表情はティーンだけのものじゃない。“枯れ感”のあるサンドベージュのジャケット&ブーツを合わせてみる。若さ×渋さのミックスで45歳の彼にも、ほら似合う。
小野 理=写真(東京) 野村優歩=取材(東京) 山田ヒロミ(ROMY&Co.)=写真・取材(NY) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)