入れる中身も形も自由なポーチに小物を整理
バッグの中を整理するアイテムで、一番活躍しているというのが、このユニセックスなデザインのポーチ。大きく口の開くタイプのポーチなので、目薬といった小さなものからガジェットなどの大きさのある小物まで、アイテムを選ばずなんでも入れているとか。
また、レザーやワイヤーの入ったポーチは形が決まってしまうため、入れる物を制限してしまうほか、サイズもコンパクトにならないため実は不便なこともあるという。布タイプのものなら形が自由になるのでどんなときにも活躍してくれる。
小物は全部ポーチへin。バッグの中身もシンプルに
用途別にポーチを使い分けるのもいいが、川嵜さんはバッグに入れる小物はまとめているそう。ハンカチやリップといった身だしなみ用のアイテムのほか、車のキー、ポケットWI-FI、出張時にはポータブルスピーカーまで! 取り出す回数がそれほど多くないなら、わざわざポーチを増やす必要もないのだ。
ビジネスアイテムはなんとコレだけ!
仕事道具はイギリス発のアニヤ ハインドマーチのブリーフケースにひとまとめに入れ、バッグの中身を整理整頓。バッグを中心にファッション小物を展開しているブランドで、遊びごころのあるプリントが有名だ。こちらもシンプルなケースの片隅に目玉の刺繍が施されている。
中には収納用のペンや名刺、必要な書類、そしてMacBookが。仕事に関わるアイテムだけが入っているので、出張時はもちろん、オフィス外での打ち合わせにはこのケースだけ持ち出しても十分なほど。また、こうして入れるアイテムを仕事道具だけで統一させていれば、忘れ物防止にも役立ってくれる。
ミニマルにまとめるのが、モード派の極意!
せっかくデザインで選んだバッグなら、持ったときの見た目の美しさにもこだわりたい。スカスカすぎるのもカッコ悪いし、パンパンにするのもイケてない。それなら、川嵜さんのように2-WAYになるバッグを選ぶのもひとつの方法なのだろう。
また、バッグの美しさを引き出すため荷物を極力抑えることも手だとわかった。これなら最低限のポーチだけでも、スマートなパッキングが可能。ファッションにこだわりたいなら、ミニマリストを目指すのがビジネスマンの極意なのかもしれない。
金光照子=取材・文