「ウチの子、アレルギーあるから……」という話を聞く機会が増えた。人ではなく、ペットの話である。
近年では、子供よりもペットの数のほうが多いという統計もあるくらいで、多くの家庭において、かけがえのない家族の一員になっている。
だから電化製品も、人のため“だけ”に作り続けるわけにはいかない。シャープから、「人とペットが快適に暮らせる」加湿空気清浄機が4機種もいっぺんに登場だ。
これらはすべて、シャープのAIoTクラウドサービス「COCORO AIR」と、空気浄化技術「プラズマクラスター」により、人とペットにとって快適な空気環境を作り出す加湿空気清浄機。「AIoT」とはシャープが提唱する造語で、AIとIoTを組み合わせたテクノロジーのこと。使い続けることで賢くなり、その機種のスペックを最大限に発揮できるという。
代表的な機能をいくつか紹介しよう。ひとつめは、クラウドのAI(人工知能)が、各家庭に合わせた最適な運転に切り換える「おうちフィット」機能。起床前にあらかじめセンサー感度を高めて朝食の臭いに備えたり、焼肉の煙が発生したら念入りに空気をキレイにするなど、こういった判断が自動で行われる。
スマホとの連携も充実していて、キレイにした空気の量やフィルター交換の目安などを画面で確認できたり、外出先からの遠隔操作もできる。
もうひとつは、気になるペットのための機能。専用アプリにペット(犬・猫)の名前を登録することで、通常運転よりもプラズマクラスターと集塵力を強化しつつ、センサーの感度を上げて脱臭効果も高める「ペット専用運転モード」が可能に。誤動作を防ぐロック機能や、室温や臭いの状況をスマホにお知らせしてくれる機能もあり、外出中の「みまもり」としても高性能だ。
また、ペットを飼ううえでの悩みのひとつ、洗濯しにくいソファーやカーペットなどに付いた排せつ物の臭いにも、高い消臭効果を発揮する。
近年のテクノロジーの進歩は目覚ましく、賢く使えば、暮らしのクオリティはもっと上がる。その対象はいまやパートナーや子供だけでなく、一緒に暮らすペットだってそう。同じ空間で暮らす“家族みんな”が快適に過ごせる環境を整えるのは、家主にとって非常に大事なミッションになりつつある。
[問い合わせ]シャープ0120-078-178(フリーダイヤル)0570-550-449(ナビダイヤル)www.sharp.co.jp中山秀明=文