IoT化の波はとどまることを知らず、身近な日用品が次々とインターネットでつながっていく。従来では考えられなかった機能がどんどん追加されて、日々の生活が便利になっていく。今回紹介する目覚まし時計も、そのひとつだ。
ロングセラー商品「テプラ」など、事務用品のイメージが強いキングジムから、ちょっと意外(?)ともいえるデジタル時計がリリースされた。この「リンクタイム」の基本的な機能は、無線LANを通じて、スマホやPCからアラームの設定ができるというもの。例えばリビングにいながら、離れた寝室のアラームをセットできる。
もちろん、それだけではない。「アラーム×ネットワーク」によって、いろいろなことができる。変則的な起床スケジュールだってお手のもの。ほかには自分で録音した音声や入力したテキストを発声したり、天気予報やGoogleカレンダーの予定を読み上げたり。
忙しい朝に、その日の予定、Todo、天気予報など必要な情報を、スマホを見ずに知ることができるのはデカい。しっかり予定を連携しておけば、貴重な休日の時間を“寝落ち”して無駄にしなくても済みそうだ。
さらにAmazonの「Alexa(アレクサ)」や、「Googleアシスタント」とも連携予定とのこと。音声アシスタントに話しかければアラーム設定ができるようになり、もっとスマートにスケジュール管理ができるようになる。
こんな感じで、どんどん自分に合わせてカスタマイズしていける、進化した目覚まし時計。こんな最新ギアのおかげで、朝起きるのがちょっと楽しみになりそう。妻に叩き起こされる朝からも卒業できるかも!?
[問い合わせ]キングジム お客様相談室0120-79-8107www.kingjim.co.jp中山秀明=文