若い頃に比べ体型は崩れ、健康診断の数値も気になり始めた。「よし、身体を動かそう」と心に誓うものの三日坊主だけは昔と変わらず 。「スポーツの秋」の今こそ知りたい、三日坊主を卒業するためのスタートアップガイドをどうぞ!
秋の心地良い気候にうながされ、「これならスポーツを日課にできそうだ」と意気込んではみたものの、じきにやってくる冬の厳しい寒さにその決意も粉砕。
相変わらずの三日坊主を繰り返す。そんな経験は誰もがあるはずだ。
そこで用意したいのが最新のスポーツ用インナーウェアである。吸湿速乾、通気、伸縮、軽量、耐久といったトレーニングウェアのインナーに求められるスペックは、日進月歩で進化中。これらのハイスペックなウェアは、運動が億劫になる冬の寒空の下で威力を発揮し、快適なスポーツライフを約束してくれる。
しかも実は、こうしたトレーニングウェアは普段使いにももってこい。これからの季節はインナーに着るだけで暖かく、気持ちよく、身も引き締まる。ということで、スポーツ中(ON)もそうでないとき(OFF)も、どちらでもイケるインナーウェアを厳選してピックアップ。参考にされたし!
スポーツウェア
①大胆なデザインとフィット感の虜になる
左右アシンメトリーに大胆にロゴが走るトップス&レギンス。吸汗速乾性、保温性に優れた、ライトウェイトのコンプレッションウェアを提案する「ワンシリーズ トレーニング」の新作。抜群の伸縮性は着るものを虜にする。トップス4990円、レギンス5490円/ともにリーボック(リーボック アディダスグループお客様窓口 0570-033-033)
②独自素材「ドライフィット」はやっぱり最高!
ヘザー素材を使用したウエストバンド&膝下パネルがもたらす、スポーティなスタイル。ナイキの独自素材「ドライフィット」は、汗を素早く素材の表面に逃すことで蒸発させ、常に快適な状態を保つ優れもの。メンタル、フィジカル双方からワークアウトをサポート。トップス5500円、レギンス5500円/ともにナイキ(ナイキ カスタマーサービス 0120-645-377)
③クールなカモフラ柄と防臭加工も頼もしい
チャンピオンのパフォーマンスウェアライン「CPFU」。グレーベースにカモフラージュを配したコチラは、2-WAYのソフトコンプレッションが心地よく身体をホールド。UVカットや抗菌防臭機能を備えたポリジン加工でさらなる快適性を実現。トップス6900円、レギンス7900円/ともにチャンピオン(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター 0120-456-042)
④遠赤外線を活かす「光電子」を採用した最新のテクノロジー
人体が発する遠赤外線を活かし、衣服内を快適な体温域にコントロールする「光電子」を採用。静電気を軽減する静電ケア機能も冬にうれしいテクノロジー。微起毛の肌面はしなやかな着心地を保証する。トレーニング終わりのアイドリングタイムや日常のリラックスシーンに最適だ。1万円/ザ・ノース・フェイス(ザ・ノース・フェイス 原宿店 03-5466-9278)
⑤「ウォームセル」が身体の発する熱をキープする
トレーニング中もさらりとした着心地をキープする吸水速乾機能「ドライセル」を採用。ウールをブレンドしたジャージーは体にピタリとフィットしつつ、衣服内温度を快適に保ってくれる。フラットロックシームの採用で縫い代に感じるゴロツキを解消しているのもこのジャージーのこだわりだ。7300円/プーマ(プーマ お客様サービス 0120-125-150)
⑥「NB DRY X」が紫外線まで防いでくれる
ニューバランスが独自に開発した「NB DRY X」を採用。水分を高拡散させるので身体を常にドライにキープしてくれる。斜めに伸縮する組成構造で動きやすさも向上。UVプロテクション加工により紫外線を防ぐ効果も。グレー×ホワイトのボーダーはそれ一枚でもサマになる。6900円/ニューバランス(ニューバランス ジャパンお客様相談室 0120-85-0997)
⑦“ランニングシューズ界のアップル”による1枚
汗を素早く吸収、発散させるのみならず、保温性能も高い日本製のテクノロジーファブリックを採用。ライトウェイトのロングスリーブはあらゆるトレーニングシーンにフィット。スイス生まれのオンは“ランニングシューズ界のアップル”といわれるブランドだけあって、シンプルなデザインの中にセンスを感じる。8000円/オン(オン ジャパン 045-264-9440)
⑧そのタフさはマウンテンスポーツでも活躍!
ウール×ポリエステルのファブリックは抜群の温度調節機能を備える。のみならず、軽やかにして耐久性に富む特徴も有する。シティランはもちろん、クロスカントリーやスキーツアーのファーストレイヤーとしてもおすすめしたい一着だ。8000円/サロモン(サロモン コールセンター/アメア スポーツ ジャパン 03-6631-0837)
こんなインナーウェアなら普段遣いもできるから、もしも、万がイチ、億がイチ……スポーツの秋が三日坊主で終わっても ……なんて言ったら元も子もないのだが、ON/OFF兼用できるって安心感は誰もがありがたいはず。
次回はON/OFF兼用できる、最新のランニングシューズをご紹介するので、そちらもチェック!
高橋絵里奈=写真 柴山陽平=スタイリング 竹川 圭=文