質感、色み、経年変化、どれを取っても愛おしい。そんなデニムホリックに新たな“出会い”をお届け。近頃はさまざまなアイデアで変貌を遂げ、はくだけじゃない楽しみが広がっているのだ。もはや衣食住すべて。大好きなインディゴブルーに囲まれる楽園生活、早速始めてみては?
デニムでこんなものまで作っちゃうの!? と思わず言ってしまいそうな、まさかのグッズが勢揃い。ここまで極めてこそのデニム道だ!
「むす美」の風呂敷
デニムとジャポニズムの意外なコラボレーション。これはソフトな日本製デニムを使用した大判の風呂敷だ。セルビッジやチェーンステッチなど随所に本格的なディテールを採用しており、なかなかツウ好みな仕上がり。
「ハウス オブ マーリー」のスピーカーと「ビッグジョン」のキーホルダー
左●「ハウス オブ マーリー」のスピーカー
太鼓をモチーフとしたコロンとしたフォルムで、手の平サイズが愛らしいBluetooth対応のワイヤレススピーカー。素材はリサイクルデニムのほか、竹や再生プラスチックなど。環境にピースフルなこいつで聴く音楽は、バラード?レゲエ?それとも……。
中、右●「ビッグジョン」のキーホルダー
昨年、誕生50周年を迎えた老舗の技術力と遊び心が凝縮。愛くるしい手のひらサイズながら、コインポケットまでステッチで再現しピスネームも付けた徹底ぶり。ダメージの有りと無し、迷ったら2つ揃えて飾りたい!
「フィッシングモンキー」のライフベスト
海や川でのレジャーで腰に巻いておき、有事のときはコードを引くとガスで膨らみライフベストに! ダメージやペンキ跡などにデニム文化へのリスペクトを込めた、岡山の釣り具メーカーの作。ファッション性も機能性も抜かりなし。
「アンドワンダー」のエプロン
小物をぶら下げられる前身頃のテープ、リフレクターを編み込んだロープなど、さすがはアウトドアブランドといった細かな仕事に注目。キャンプで大活躍しそうな、料理男子のためのデニムエプロンだ。ローファイなグラフィックも洒落ている。
「キクス ドキュメント.」の巾着
レトロスポーツを漂わせるブランドロゴを堂々プリントしたデニム製巾着。長めの紐が付き、斜め掛けにも難なく対応できるため、使い勝手も文句なし。少ない手荷物でふらっと近場へ、なんてときはなかなか重宝する。
「マルナオ」のカトラリーセット
岡山・倉敷市のデニムを使用したケース。それを開けると、ブランドの地元、新潟・三条市メイドにこだわった箸&スプーンが4セット。日本の伝統がつながったこんな素敵なカトラリー。いつもの食事が一層美味しく、楽しくなるに違いない。
「レターズ」のラップトップケース
異なる色落ちのヴィンテージデニムで仕立てたラップトップケース。パソコン本体、充電器、スマートフォン用など、大きさ・形の違う5つのポケットが設けられている。オフでの相棒が、オンでも頼もしい相棒となった。
こちらのアイテムはオーシャンズ公式オンラインショップで販売中!
「オアスロウ」の本
デニムに一家言あるブランドが構想に3年間を費やしたフォトブック。その内容は作り手の想いから過去の貴重なアーカイブ、製造過程の写真など。彼らの情熱がすべてここに記されているため、デニムツウなら絶対に見逃せない1冊。
鈴木泰之=写真 伊藤良輔、星 光彦=スタイリング 菊地 亮=文