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マリンアクティビティは、ウエットバッグがないと始まらない!
濡れたウェアを入れる防水機能を備えた収納は、サーファーなら必須アイテム。新川さんはウエットスーツブランドのリップカール ウエットスーツから出ているモデルバッグを愛用中。何でも入れられ、ロールトップ式の袋口を持ち手にできるので、レジャーシーンでは何かと出動することが多い。
以前は別のサーファーブランドのスタッフサックを使用していたが、そちらは色が付いたビニール素材。中身に気づかず出し忘れることもあり、中身が臭くなって困ったとか。
全力で遊んだ後は全力で仕事に没頭。それならこうした荷物の出し忘れも起こって当然だ。このモデルバッグは中身が透けて見えるので、視覚的にも気づくことから出し忘れがなくなったそう。

環境派サーファーは、マイボトルで水を持参
新川さんはサーフィン時のみならず、毎日マイボトルで「水」を持ち歩いている。
日本の海岸環境の保護を目的とした、国際環境NGO、サーフライダーファウンデーションジャパンの直営ストアで購入した水筒を使っているそう。このボトルはボードカルチャーとの結びつきが強いUS発のブランド「MIZU」とのコラボアイテム。
ペットボトルの廃棄による環境負荷や健康への悪影響を防ぐ高品質なステンレス製ボトルは、800mlと大容量。海から上がった後に乾いた喉を、しっかり潤してくれる。スタイリッシュなマイボトルがあれば、仕事中の水分補給もサマになりそうだ。

荷物を持たないことで、朝から身軽に行動
ちなみに、ビジネスモードでのお供も紹介してくれた。こちらはA4サイズに対応したフェラガモのビジネスバッグ。もちろんサーフィンへ行く際も連れ出している。
しかし、PCやスマホなど最低限の荷物しか入れていないため、海に入るときはクルマに入れたまま。海辺まで仕事道具を連れて行くと仕事のことを考えてしまうため、潔くオンオフを切り離す。わざわざ防水系のアイテム使うと荷物がかさばってしまうのもスマートではない。「余計な荷物は持たない」がエクストリーム出社を叶える一番のポイントかもしれない。

コンパクトな荷造りが、エクストリーム出社を叶える何よりのコツ
エクストリームスポーツを楽しむために必要なギアは、アクティビティによって異なる。しかし、どれでも大掛かりな荷物を抱えてしまえば、朝から準備や移動で疲れてしまいそう。限られた時間の中で楽しむためにも、最低限の荷物をパッと取り出し、サッと撤収したいところ。
“これは外せない”というアイテムを見極め、新川さんのパッキングのように極力荷物を減らすことが、趣味と仕事を両立させるための大きなメソッドといえそうだ。
 
 
金光照子=取材・文
 


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