スーパーカーやスポーツカーなど、刺激的な走りへの憧れは、いまだ薄れてはいない。
とはいえ、街中で走るなら機動力に優れた乗り物も必要。我々を大いにワクワクさせるマシンが、この秋登場する。
常識破りな走りを日常に
「アストンマーティン」のDBS スーパーレッジェーラ
ボンドカーとしても有名なアストンマーティン。2015年〜’21年まで連続で新車を発表する計画を打ち出しており、今年の新作がこちらだ。
モデル名の「スーパーレッジェーラ」とは、超軽量という意味。元はコーチビルダーのカロッツェア・トゥーリングが生んだ軽量ボディの製造方式の名称で、初代DBSがそれによって造られていたことが、今回の由来だと考えられる。搭載するV12ツインターボエンジンの最高出力は725psと驚異的な数値を記録。最高速度340㎞ / h、0→100㎞ / hへの加速は、わずか3.4秒。
映画の世界から飛び出してきたような非日常的なスピード体験を我々も享受できる日がきたことに、思わず感激してしまう。価格は3500万円〜。
世界初のハイブリッドスクーターをすべてのシティバイカーに捧ぐ
「ホンダ」のPCXハイブリッド
ホンダの人気スクーター「PCX」シリーズ。その新モデルは、量産二輪車として世界初となるハイブリッドシステムを採用。つまり電動アシストが付いている。スタートから4秒間ACGスターターによるアシストがあるため、パワーを活かしたスタートダッシュが可能で、ストップ&ゴーが多い都会でも快適な走りを実現できる。
さらに、アシストを強めてよりスポーツ性を高めた「Sモード」と、低燃費に寄与する「Dモード」の切り替えもでき、走行状況やライダーの好みに合わせた、走る楽しさを提供してくれるのもうれしい限り。ちょっとした買い物からフラッと出かける秋の行楽まで、八面六臂の活躍を見せてくれるはずだ。43万2000円。