“賢いバッグ”ってのは、ただ教科書どおりで無難なカバンのこと、ではない。ちょうどいい容量に使い勝手の良さなどの機能に加え、出かけること自体が待ち遠しくなるような存在感があるもの。それさえあれば、今週も我々の休日は必ず充実するのだ。
休みは軽装派というオーシャンズ世代に推奨したい、キューブクラッチはオトコのバッグの新潮流。
シンプルな立方体型でさりげなく高い収納力に、抱えて大げさにならないサイズ感。どこを取っても、ちょうどいい。
PATAGONIA パタゴニア
特殊なフィルムをラミネートした生地を使った丈夫で撥水性に優れたクラムシェル型バッグ。内側にメッシュのディバイダーを設け、荷物の整理整頓も容易なのがエラい。アウトドア使用を想定したストラップやフックは、街で手持ちのときも便利。使えますぞ。
F.C.R.B. F.C.レアルブリストル
軍モノ感のあるカーキボディにシンプルなロゴデザインがよく映える「パッキングキューブ」のSサイズ。軽量でも耐久性に優れたリップストップ素材で、裏面は通気性の高いメッシュ生地で切り替えられた、中身が視認しやすいつくり。
SNOW PEAK スノーピーク
TPUコーティングを施した600デニールのポリエステル生地に止水ジップをあしらった、水濡れに強いツールボックス。内側には緩衝性の仕切り付きで、カメラやレンズなどの精密機器を持ち運ぶのにも活用できる。
BULK HOMME × BEDWIN & THE HEARTBREAKERS
バルクオム×ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ
カモフラとレオパードのボアを使ったポーチは、付属するバルクオムのスターターキットがちょうど収まる仕切りが多めの設計。カメラバッグに着想を得たというエピソードも面白い。写真のほかに2色の無地も展開。
TUMI トゥミ
ハンドル付きで手持ちしてもサマになるアクセサリーポーチ。内側にはコードやバッテリーパックの収納に適したホルダーやペンループ、オープンポケットなど、気の利いたディテールが満載。小ぶりながら、男のブツ欲を大きく揺さぶるやつだ。
DSPTCH ディスパッチ
ラバー製のオーガナイザーや、着脱できる小物用のトレイなど、多彩な収納を備えたハイスペックモデル。さらに素材はコーデュラバリスティックナイロンと、使って安心の堅牢&実用的なプロダクト。
KARRIMOR カリマー
メッシュポケットやオーガナイザーを備え、ダブルジップで大開口する「トリビュート クロスボディ ポーチ」。付属のショルダーストラップで斜め掛けも可能。名門アウトドアブランドの名に恥じぬ、使い勝手追求型の選手だ。
キューブクラッチの中に入れたいアレコレ
キューブクラッチ
スキミング防止 機能搭載ウォレット
海外でのサーフトリップでスキミング被害に遭って、買い替えたのがこの財布。備えあれば憂いなし。5000円/パックセーフ(エイアンドエフ 03-3209-7575)
サーフボードの フィン用キー
フィンの着脱に欠かせないレンチはバッグの中に常備。友達の「助かったよ~」が聞きたくてさ(笑)。
ヘミングウェイの本
ローカルサーファーにすすめられた『海流のなかの島々』。キューバを舞台にした第2章が好き。ダイキリを舐めながら読みたい。
ブルートゥース イヤホン
オーディオに詳しい友人が、これ使ってりゃ間違いないって。ストリート感のあるコラボもいい感じなのだ。2万800円/ビーツ・バイ・ドクタードレ×アンディフィーテッド(アンディフィーテッド シブヤ 03-5962-7885)
デジカメで使う SDカード
思い出を撮りまくるけど、こまめなプリントアウトや保管が苦手……。またもやここに入れっぱなしだった。
アミノ酸 ゼリードリンク
サーフィン前に飲むと、パドルの速さも疲れ方もマジで違う気が。40歳を超えた街角アスリート諸君に。
行きつけカフェの プリペイドカード
会計時にモタモタするのはスマートじゃない。機能的な暮らしを目指すなら、1枚は持っておきたいヤツだ。
>6つのハイブランドが魅せる、いい休日を約束する「賢いバッグ」。はコチラ
>ハイブランドが誇る“賢いショルダーバッグ”で一段上の休日をはコチラ芹澤信次=写真(人物) 竹内一将(STUH)=写真(静物) 石黒亮一=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク