バブルが過ぎたあとに巻き起こった“グランジ・オルタナティヴ”ムーブメント。そんな時流に乗り、’90年代に青春を謳歌したオーシャンズ世代にとって、野外フェスは特別な存在だ。
けれど、昔のようなフェスの過ごし方は体力的にも、家族と一緒なら彼らのことを考えても、ちょっとキビしい。
そこで今回、山中湖畔で開催された「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」(通称・ラブシャ)を舞台に、今の自分にも家族にも楽しいフェスの過ごし方を実践!
こんな過ごし方ができれば、再び野外フェスに足を向けるのも、ありなんじゃない?
【PM 0:00】
ライブサウンドを遠くに聴きつつ、湖畔のキャンプ場から会場入り
黒ラベル本番01
山中湖に面した絶景ビューが魅力の「みさきキャンプ場」からフェスの1日がスタート。
対岸には会場が見える。漏れ聞こえるライブサウンドが心地良い。
夏フェス=早朝移動、そんなイメージがあった20代。かつては友達と一緒に薄暗い時間からクルマを走らせた。でも今回は、肩の力を抜いた“がんばらないフェス”がテーマ。
前泊した山中湖畔のキャンプサイトから、漏れ聞こえるライブサウンドをBGMに歩いて会場へ向かう。
会場には、たくさんの人たちが詰めかけてすでにヒートアップ! アーティストとオーディエンスの熱が一体となって押し寄せる。カラッとした晴天も手伝い、否が応でも気分がアガる。
2/6