長雨が初秋を告げる。でも、心はまだ夏を引きずっている。急に気温が下がってきたものの、何を着ればいいのやら……そんなアナタにぴったりな服がある。
パームツリーやハイビスカスなどのボタニカル柄やストライプ、ペイズリーなど、秋冬の服に咲く夏の柄は、そのコントラストから心なしかアンニュイな気分も醸し出す。今の気分にも気温にもきっとハマる、今季オススメのアイテム集がコチラ。
「パイカジ」のブルゾン
沖縄発のアロハシャツブランド。真っ赤なボタニカル柄をコットンネルにプリントしたスイングトップは、重ね着にもうれしいレギュラーフィット。
「アズ スタンダード × インソニア」のニット
マイアミかLAか、アメリカ映画に出てくるようなネオンサイン風のパームツリーとフラミンゴ柄。シンプルなクルーネックニットも、とたんに夏っぽくなった。
「ディースクエアード」のシャツ、ショーツ&キーリング
白Tシャツ&デニム、そして太陽がよく似合う真っ赤なバンダナ柄は、どこか夏感に溢れている。大胆にあしらうセンスは、デニムが得意なこのブランドらしい。思い切ってセットアップしちゃうのも、アリなんじゃないか?
「マルニ」のストライプシャツ
幅広ストライプだけでも十分爽やかだが、左の2点は、さらに船やキリン、シタールなど、ポップなイラストが入り、その賑やかさも夏感に拍車をかける。シカゴ出身のアメリカ人アーティスト、フランク・ナヴィンのアートワークで、独特なヌケ感がツボである。
「フリーレイジ」のスニーカー
最後はスニーカーをご紹介。大好物のヴァンズ「エラ」に、ブランドが独自にパームツリーと花柄をプリント。ネイビー×白の配色がどこか浴衣のようで「和」のテイストも感じられる。
清水健吾、鈴木泰之、蜂谷哲実(hachiya studio)=写真 松田有記、星 光彦、伊藤良輔、稲田一生=スタイリング