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難易度的にも親子で遊ぶのがオススメ。作る喜びは相当なモノ

完成の目安となる時間とされる30分をまぁまぁオーバーしたものの、なんとかプロジェクト17が完成。暗い場所に移動して試してみると、ミラーの角度によってLEDパネルが見事に点滅。光センサー(フォトトランジスタ)が正しく働いていることが確認できた。


パーツのカラフルさもさることながら、何よりも立体的な構造物なので、完成したときの楽しさは満点。「電脳サーキット3D」の場合は、このほかに簡易プロジェクターや、防犯アラームといった工作を楽しむこともできる。
「思っていたよりも難しかったかな」というのが、実際に遊んでみた率直な感想だ。最終的な目標となる、オリジナルの回路作りを実現させるまでには、まぁまぁ時間が必要になるのではと思った。対象年齢は8歳からとなっているが、それでも最初のうちは親と一緒に遊んでみなければ、電脳サーキットの面白さを理解することは難しいのではないだろうか。
とはいえ、実験ガイドに記載されたプロジェクトを順に試すだけでも、かなり遊び甲斐があるはず。パーツのデザインも魅力的で、パチンパンとハメていく面白さもあるほか、作例どおりとはいえ、自分で作った回路が動作する楽しさが手軽に味わえるのは、電脳サーキットの大きな魅力と言えるだろう。

親子で一緒に楽しむ夏休みの自由研究の題材としても、かなり好適な電脳サーキット。万が一、子供が飽きてしまったとしても、大人のホビーとして結構遊べるオモチャだと思うので、興味がある人は、ぜひ気軽に試してほしい。
 
取材・文=石井電次郎


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