O父CHANSとレジャー【キャンプ編】 Vol.7
親子で野外レジャーを楽しむなら、キャンプがいい。ゼロから一緒にテントを建て、メシを作り、焚き火の熱をゆったりと浴びる。子供はオヤジの技を盗み、自然との触れ合いを経験する。今回は、親子キャンプにぴったりの、楽しくて快適なキャンプ場を教えてもらった。
「O父CHANSとレジャー【キャンプ編】」をはじめから読む豊かに色づく大自然と、澄み渡った空気。ふと空を見上げれば、一面の青に圧倒される。おまけに自宅のように快適で、レジャーもたっぷり。そんなロケーションなら、最高の親子キャンプを実現できるに違いない。
とはいえ、星の数ほどあるキャンプ場、正直なところ当たりハズレもあるのでは? アウトドアブランド・Coleman(コールマン)に務める山中隆司さんに、キャンプ場の選び方とおすすめを聞いた。
急なトラブルにも安心の設備。ビギナーには「高規格キャンプ場」がいい
「エントリー層の親子なら、綺麗で設備も充実している『高規格キャンプ場』を選びましょう。風呂やトイレ、電源なども揃っているので、子供や妻もストレスなく過ごせます。自宅に忘れものをしたときも、各種ギアをレンタルできるから安心。ただし、近年はキャンプブームで大人気なので、予約は早めにしたいですね」(山中さん、以下同)。
さらにキャンプ場選びは、滞在日数を1泊2日にするか、2泊3日以上にするかでも変わるという。
「1泊2日のキャンプの場合、食事や睡眠、テントの設営・撤収の時間などを差し引くと、遊べる時間は多くない。だから、キャンプ場は快適さ重視で選び、現地では少しでも長く子供との時間に没頭します。逆に2泊3日なら、時間は十分。観光地に立ち寄ったり、イチゴ狩りやカヤックなどのレジャーも楽しめるので、『快適さ+遊び方』で選びましょう」。
山中さん親子も、キャンプがてら近くのプールで泳いだり、宝探しゲームに参戦したりと、面白そうなことを探しては挑戦してきた。事前にキャンプ場をリサーチし、胸躍るイベントやスポットを掘り当てるのも、キャンプの楽しみのひとつと言えそうだ。
ならば、そんな楽しさと快適さを兼ね備えたキャンプ場とは? 関東エリアから5つのキャンプ場をセレクトしてもらった。
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