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2018.07.30

ファッション

日本の粋な伝統文化を、Tシャツと革財布を通じて再確認

昔からの洋モノ好きは変わらないけれど、年齢を重ねるうちに日本の伝統文化の素晴らしさも再認識。
そんな感性を持つ男たちに薦めたいふたつのネオジャパニーズをご紹介。
 

粋な男の浮洋絵クリエイション

9000円/デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086)
「エンドレスサマー」をシーズンテーマに掲げたデンハムからは、ブランドアイコンのハサミを北斎タッチのビッグウェーブで表現したTシャツを。
あの波をパーツとしてデザインに取り込むセンスが秀逸だ。現代的な解釈で描かれたこんな浮“洋”絵を日常に取り込んで、等身大の“粋”を楽しもうじゃないか。
 

ピン札のままでいられる2つ折り財布の正体

H9×W10.5×D3㎝ 各2万6000円/キジ(ブルーム&ブランチ青山 03-6892-2014)
長財布はパンツの尻ポケからハミ出て落としやすく不用心。でも休日くらいはバッグを持たずに手ぶらでいたい。やっぱり財布はふたつ折りだよな、という人にオススメしたい、ちょっとうれしい逸品がこちら。

日本のモノ作りや所作といった伝統文化を大切にするブランド、キジのレザーウォレットである。
札入れ部分に空間が生まれるよう、一般的なものよりも外側のレザーを長くデザインすることで、紙幣に折り目がつかないように配慮されているのだ。
ふたつ折り財布でもピン札を保っていられるなんて、なんとも粋な心使いじゃないか。
 
世界でも注目されている日本の伝統とモノ作り。これまで触れてこなかった人こそ、こんな身近なアイテムを通してなら手に取りやすいのでは?
 
清水健吾=写真


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