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2018.03.24

あそぶ

気になる隣の家のGW旅予算。夫婦2人きりでも3万円未満が相場!?


特集「男はどうして旅に出るのか?」
なぜ旅は、いつの時代も男心をかき乱すのか。年を重ねると、長旅に時間を割くいとまもないかもしれない。しかしそこには紛れもなくロマンがあり、胸を熱くする体験が待つに違いない。がしかし、そんな旅に出かけるにも、先立つものがどうしても必要でして。世知辛いけど、ちょっぴり覗いておきたい隣の家の予算事情を調べてみた。

GWに向けて、夜な夜な家族会議とまではいかないだろうが、旅先選びは紛糾するのが必定。その理由のひとつは“先立つもの”の存在である。交通費、宿泊費、食費にレジャー……想定される出費は意外と多い。金庫番たる妻の心の平穏のためにも、倹約しつつも楽しい旅が脳裏をよぎるが、こんなときくらい! なんて冒険心も沸き立ってくる。そんなとき、気になるのがお隣さんのお財布事情。どのくらいの予算をかけるのが一般的なのか。家族旅行の“適正金額”を探るべく、30〜40代の既婚男性188人にアンケート調査を実施した(協力:Fastask)。
 

子持ち世帯の家族旅行の平均金額は「3〜10万円」


家族旅行と一口に言っても、子供がいるか、いないかで予算設定は大きく変わる。まずは「子供がいる」と答えた158人の父親たちの回答から。
■国内旅行の予算、家族全体でどのくらいに設定している?
・3万円未満 9.5%(15人)
・3〜5万円未満 27.2%(43人)
・5〜10万円未満 38.0%(60人)
・10〜15万円未満 14.6%(23人)
・15〜20万円未満 3.8%(6人)
・20〜30万円未満 6.3%(10人)
・30万円以上 0.6%(1人)
最も多かった価格帯は「5〜10万円未満」。また4人に1人は「3〜5万円未満」と回答。もちろん家族の人数によっても異なるが、3人家族を想定した場合、使える予算は1人当たり3万円ほど。東京-大阪間の新幹線自由席料金が大人1人あたり片道1万3620円であることを考えると、新幹線を使った旅は少なさそう。LCCやクルマを駆使して遠出をするか、近場で贅沢に過ごす、といったところか。もしくは、オートキャンプ場などで宿泊費を削りつつ、レジャーで充実を図る作戦が多いのかも。
なお、旅行比較サイトをのぞいてみると、電車・バスを使った1泊旅行であれば1人1万数千円から予約できる。賢く旅行したいのであれば、こういったツアーをうまく利用して、計画を立てるのもアリだろう。
 

夫婦ふたりきりでも、GW旅行は意外に堅実?

一方、「子供がいない」と答えた30人に、夫婦ふたり旅の予算を聞いてみると、以下のような結果となった。
■国内旅行の予算、夫婦合わせてどのくらいに設定している?
・3万円未満 10.0%(3人)
・3〜5万円未満 46.7%(14人)
・5〜10万円未満 30.0%(9人)
・10〜15万円未満 6.7%(2人)
・15〜20万円未満 6.7%(2人)
・20万円以上 0.0%(0人)
母数が少ないため、参考程度であるものの、4割以上が「3〜5万円」。子供がいる家庭と比べて予算が大きくなると予想されたが、1人当たり1万5000〜2万5000円と考えると意外に少ない。近場の温泉への1泊旅行、といった予算感だろうか。夏休みに資金を残しておいて……という戦略も見え隠れする。
ちなみに、調べてみると夫婦ふたりの場合は1人あたり1泊1万円〜のお得なバスツアーもある。夫婦水入らず、ビールなんかを煽りつつゆったりとバス旅行、というのもたまにはオツではないか。
家族旅行というと、「さぞ気張っているに違いない」と思っていたが、子供のある・なしにかかわらず1人当たり1万円〜3万円といったところが世の平均。もっと豪華に! と思ったならば、ヘソクリから捻り出すなどの工夫は必要か。もしくは、今回はじっと耐え忍び、夏休みに一気に発散させるというシフトチェンジもありえるか。ともあれ、まだ今年のGW旅行を決めかねているという方は、この予算感を参考にしてみてもいいだろう。
文=フジアマネ


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