趣味に没頭したり、わんぱく小僧と過ごしたり、というのが一般のオトーチャンの週末。だから着る物は、極力リラックスできるカジュアルスタイルがお決まりだろう。ただ、選びによっては子供っぽくなってしまうのが懸念事項。そんなとき、トレンドのアースカラーが絶妙にフォローしてくれる。
「オーシャンズ的パパ改造計画」を最初から読むここ数シーズン、アースカラーが巷を賑わせてきたが、今季も変わらず注目の色。そのブルゾンなら春先にもいいし、シブさとトレンド感も出せる。クルマ移動が多い人も、短丈だけに乗り降りするときの煩わしさがないため役に立つはずだ。
とはいえ、選ぶならアースカラー特有の野暮ったさを程よくいなしたアイテムがオススメだ。例えば、軽やかなナイロン素材のもの。しかも、ノーカラータイプを選ぶことで、合わせる服がベーシックでも少し個性ある着こなしに見えるのだ。デニムスタイルや、パーカにチノパンといったシンプルな格好なのに、不思議とシャレて見えるから手に入れておいて損はない!
[今回の悩めるオッサン]
会社員 横田将行さん
年齢/40歳 身長/173cm 体重/63kg
Q1. 休日のワードローブを教えてください。
スウェットやGジャン、カーゴパンツなどアメカジテイストなアイテムが多いです。色も地味なものがほとんど。
Q2. よく行くショップや好きなブランドはありますか?
ほとんどECサイトで買い物をしています。しかも、妻に任せているので、ブランドのこだわりはありません。
Q3. 服装について何か悩みはありますか?
童顔で、カジュアルな服装だとより子供っぽく見えるのと、格好がいつも変わり映えしないのが悩みです。
Q4. やってみたい格好があれば教えてください。
普段と変わらないベーシックなアイテムでも、オシャレに見える着こなしのコツが知りたいです。
[今回のスタイリスト]
スタイリスト 荒木大輔
本誌をはじめ、ファッション誌から俳優のスタイリングまで幅広く活躍。サーフィン歴は15年。今季はGジャンとチノパンが気になっているそう。
ヘアメイク 田畑裕大
東京・表参道のサロン「アルファラン」で勤務する傍ら、フリーランスのヘアメイクとしても活躍。サロンの予約は03-6450-6583まで。
[ヘアスタイルの改造ポイント]
笑顔が素敵で清潔感もある横田さん。ただ、マッシュルーム風のシルエットが少し重たい印象。そこで、トップとサイドを程よくカットし、メリハリを演出している。さらに、パーマをかけることでボリュームを出しながらも、軽やかな印象に。
2/2