ヴィンテージ市場で高い人気を誇るリーバイスのファースト(506XX)とセカンド(507XX)。着丈が短く横に広い牧歌的なシルエットが特徴だが、タイトシルエット全盛時には、時代に合っていないということで相場が大幅に下がったのも記憶に新しい。
そんな時代も今や昔。オーバーサイズのトップスがもてはやされる昨今は、逆に人気が再燃してきている。
で、それに伴って、今風にアレンジしたファースト&セカンドデザインのものが、多くのブランドから登場しているのだ。オリジナルが最高なことに異論はないけれど、ユニークなアイデアが詰まった“インスパイア系”も悪くない。注文するときのルールは、大盛りマシマシ(ビッグシルエット&ワイド)って感じ!?
ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア
リーバイス ビンテージ クロージング
1953年のタイプ2ジャケット。ブレイクウォーターという薄いブルーが今の気分だ。
ビズビム
世界中の洋服好きが新作を心待ちにしているビズビム。ニット使いがアクセント。
サイモン ミラー
LA発のサイモン ミラーは、ひと癖あるデニムが得意。
ウエストオーバーオールズ
セカンド、サード、カバーオールを融合させたようなデザイン。そのバランス感覚は、圧倒的に新しい!
不格好な生き方の男は味がある。Gジャンも同じだ!
熊谷隆志=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング NORI=ヘアメイク