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2018.02.05

ファッション

これを観て何を思う? ボッテガ・ヴェネタが初のキャンペーンムービーを公開

2001年のスタート以来、ライアン・マッギンレーや荒木経惟、ユルゲン・テラーといった錚々たるフォトグラファーとともに展開してきた、ボッテガ・ヴェネタのシーズンキャンペーン「アート・オブ・コラボレーション」。
ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるトーマス・マイヤーとワールドクラスな著名写真家たちとのコラボレーションによる作品は、もはやファッション写真という枠組みには収まりきらず、そのプロジェクト名の通り“アート”として高い評価を受けてきた。その全貌は、2015年に発売された同名の分厚いビジュアルブックに収められている。
そして2018年春夏シーズン、「アート・オブ・コラボレーション」は、ムービーという新しいアプローチで次なるステップを踏み出した。
そのメガホンを取ったのは、世界一有名と言っても過言ではないファッション業界のカリスマディレクター、ファビアン・バロン。カメラマンにはエイリアンシリーズなどでアカデミー賞も獲っているフィリップ・ル・スールが選抜されている。もはやハリウッド映画並みの取り組みで創られたムービーは「リフレクションズ」と題され、2018年2月1日より順次、6作品が公開されていく。
こちらはそのダイジェスト版だ。
 
未来的で、官能的で、どこか不思議な1分間。そもそもブランドのアイコンアイテムでもあるバッグが燃えているのだから、ショッキングでもある。
photo credit: Courtesy of Bottega Veneta
それぞれ異なるテーマを持った6作品は、ボッテガ・ヴェネタのデザインの核となる「ミステリー」「洗練」「建築」「センシュアリティ」「シュールレアリスム」から着想を得たもの。1枚の写真では伝えきれなかった深淵な世界を存分に表現している。
では、今日までに公開された2作品も紹介しよう。
 
作品タイトルはイタリア語で蜃気楼という意味の「Miraggio」。走るクルマや女性が持つバッグが燃え、現実のような非現実の世界が展開されていく。
 
そして2作品目の「196.6MHz」は、ホテルやクルマ、違う場所にいる2人の男女が、ラジオを通じて繋がる不思議な瞬間を描く。
ボッテガ・ヴェネタから届いた映像の手紙。これを観て、あなたは何を感じるだろうか。ちなみに3作目は2018年3月に公開予定。それまで上の2作品をじっくり観ておきたい。
 


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