「ボンタン」「ボンスリ」そして「ドカン」。あぁ懐かしの学ラン時代、といったシルエットのパンツがここ数年で急激にメジャー化。幅広い世代から市民権を獲得している。
パンツのシルエットが変わるだけでコーディネイトはシャレて見えるし、何より気持ちが新鮮になるからいいのだ。それを見事に証明してくれている、街角の上級コーディネイターたちの着こなしを紹介しよう!
小栗和也さん(30歳)流行素材、コーデュロイのプリーツパンツにフリースブルゾンを。ジップの開き方で、肩からパンツへ流れるラインを作ったエキスパート術を見習いたい。そのほか、小物使い、スニーカーソールまで意識した色の拾い方など、丁寧な着こなしが光っていた。服を楽しむとは、こういうことなのだね。
池田 勉さん(32歳)ボンタンシルエットのパンツを白いトップスとスニーカー&ソックスで挟んで清潔に。
岸上健治さん(31歳)定番のチノパンもくるぶし丈にカットオフすると新鮮に。白いソックス見せが効果的だ。
杉山貴規さん(37歳)「オーバーサイズでレングスはくるぶし丈」。これは覚えておくべきことのようだ。
富岡直人さん(30歳)テック感のあるコートとスニーカーに、定番のチノ。意外な相性の良さと判明しました。
野本篤則さん(34歳)タイトトップスと太いボトムスで作るAラインシルエットは、挑戦しがいのあるこなし。
蔦木裕仁さん(40歳)キマっているのにキメキメに見えないのは、あえて“いなたく”はいたパンツのおかげ?
「コイツは流石に合わないだろう……」。そんな“勝手な”憶測で可能性を狭めていないだろうか? いままでの感覚は取り払い、合わせ方をひと捻りしてみよう。そうすれば、いつものアイテムの組み合わせでいつも以上にアガる冬が過ごせそうだ。