「ネコとオッサン」を最初から読むオッサンはネコが好き。いや、イヌも好き。だけど、イヌよりもネコ好きなオッサンのほうが愛おしく感じてしまう。そんな、ネコが愛おしいオーシャンズ編集部。というわけで2017年の約1年間にわたって連載してきた「ネコとオッサン」、のべ36組にご登場いただきました。1年の節目に、栄えあるネコ・オブ・ザ・イヤーを大発表!
編集部で行われた選考会では、すったもんだ揉めに揉め……というと語弊がありますが、「決められない!」「みんなに賞をあげたい!」という声多数! そのため徐々に賞の数が増えていき、今回は
【オッサンから人気賞】
【編集部特別賞】
【ウーニャン・オブ・ザ・イヤー】
【ネコ・オブ・ザ・イヤー】
の4部門を選出しました。
厳正なる審査の結果、もっとも輝いていたネコ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは一体どのペアなのか……!? 早速発表していきましょう!
【オッサンから人気賞】
もっとも閲覧数があった、つまり一番多くのオッサンたちに見られたネコに贈られるこの賞。選ばれたのは、第33回「
ラーメン屋で生まれた姉妹ネコ・ちょいこめとさんめちゃ」。
ちょいこめ(左)は「ちょっと濃いめ」、さんめちゃ(右)は「辛さはさんめちゃ」が由来の2匹。このユニークな名前は、クリックせずにはいられない。“ラーメン”というパワーワードも、オッサンの心に刺さったのでは? という見解もありました。ご主人の豪快な笑顔から、幸せがビシバシ伝わってくるのも素晴らしい! ちょいこめとさんめちゃが多くの人の関心を引き寄せたことに納得ですね。
【編集部特別賞】
この賞に選ばれたのは、第3回「
人生の先輩ネコ・ナナ」! 実は、ナナはこの取材の約2週間後に17歳で天寿をまっとうしました。ご主人も、亡くなるのが近いことは薄々気づいていたそう。
晩年は座っていることが多かったナナも、撮影当日は少し立ち上がってくれて素敵なショットをたくさん撮らせてくれました。そんなナナに感謝と敬意を表して、この「編集部特別賞」を贈りたいと思います。
【ウーニャン・オブ・ザ・イヤー】
評価ポイントはビジュアルのみ! とにかくお顔が整っている“美ネコ”に贈られるこの賞。選ばれたのは、第26回「
人たらし小悪魔ネコ・ふじこ」!
宝石のような瞳を持つふじこ、顔はもちろん、毛並み、体型、どれをとっても美しかった印象です。ちょっと澄ましたような、「さては自分が綺麗なことを知っているな!?」と思わせる性格にもときめいちゃいました。この取材のあとには、なんとファッション誌の撮影依頼まできたそう! さすが美ネコ! 文句なしの「ウーニャン・オブ・ザ・イヤー」ですね。
【ネコ・オブ・ザ・イヤー】
「ネコとオッサン」の有終の美を飾る、もっとも輝いていたネコに贈られるこの賞。選ばれたのは……ドロロロロ、ジャン! 第13回「
ツンデレ招きネコ・おこた」!
「写真が面白い!」「このハッピーオーラ感!」「素晴らしい猫パンチ!」と、絶賛の嵐だったおこた。見た目の愛らしさやキャラクターなど総体的に見てもネコ・オブ・ザ・イヤーに相応しい! 抱っこを嫌がりつつも幸せな雰囲気が出た上の写真に、ご主人との関係性が透けて見えるのも選出のポイントでした。
編集長・太田からのコメント「ふたりの関係が良好なのがよくわかるのはもちろん、おこたが愛おしくてしかたない気持ちが写真にすごく表れています。おこたは顔に手を当てて嫌がっているように見えるけど、オッサン的にはネコが自分に対してなんらかの行動をしてくれるだけでうれしい。普段あまりかまってもらえないけど、自分の存在を認めてくれて、ありのままを受け入れてくれる。そんなネコを、オッサンは愛さずにはいられません。“なぜオッサンはネコを好きなのか”の答えを、森さんとおこたからあらためて教わった気がします」。
というわけで、ネコ・オブ・ザ・イヤー2017には、「おこた」が輝きました! おめでとうございます!
そしてこれまで取材にご協力いただいたすべてのネコとオッサン、読者の皆さんに心から感謝を申し上げます!!