高スペックに心踊る「すごすぎるブレンダー」
「プロフェッショナルブレンダー」
6万3000円／ダネッツ（http://dunnetts.jp/products/）
1分あたり最大2万8000回転のハイパワーブレンダー。750w＝1馬力とすると、約1.9馬力に相当する。そのため、果実を種ごと粉砕しても滑らかな仕上がり。果物、野菜のジュースを作るStandardモードのほか、温かいスープを作るSoupモード、豆乳をつくるSoy Milkモードなど全6つのプログラムが用意されており、タッチパネルでボタン一発直感的に操作できる。
【クリパパPoint!】
「DUNNETTS（ダネッツ）」は約130年の歴史を有するイギリスの調理器具メーカー。日本のメーカーとは一味違う、タフさを感じる重厚なヨーロッパデザインがいい。一瞬で素材がペースト状になる様は圧巻。なにより2万8000回転！ ほぼ2馬力！ というスペックに、男のロマンを感じます。クリスマスには2馬力パワーで作ったコーンクリームスープなどはいかが？
クリスマスに必須（？）なチーズが自作できるマシン
「ヨーグルト＆チーズメーカー」
1万1800円／クビンス（http://kuvings.jp/index.asp）家庭で手軽にヨーグルトやチーズが作れる。また、それだけでなくさらには納豆、味噌、塩こうじ、漬物、果実酒、酵素ドリンクなどさまざまな発酵食品の作成が可能。20〜65度の温度設定、1〜99時間の時間設定のほか、ヨーグルト、チーズ、納豆などは用意されたメニューを選択するだけで自動で最適な時間、温度を設定してくれる。発酵容器は環境ホルモンを含まない哺乳瓶と同じ材質なので安心。
【クリパパPoint!】
チーズ作りを試したところ、面倒なのは雑菌の混入を防ぐため、調理前に行う容器の熱湯消毒のみ。他の手順は簡単・安全。子供も理科の実験気分で楽しそうに手伝ってくれました。完成したチーズは、クリーミーで塩分超控えめ。何かとチーズ消費の多いクリスマス。脂肪分はこの際置いといて（笑）、健康気分でたくさん使えるのが嬉しい。自家製チーズで自家製ピザなんて作ったら家族に見直されること間違いなし！
材料を入れて待つだけ。3ステップで濃厚アイスが完成！
「アイスデリグランデ」
オープン価格／ハイアール（http://www.haier.com/jp/）
材料を入れる、ボタンを押す、待つ。たった3ステップで作れるアイスクリームメーカー。家庭用では、あらかじめ冷凍庫で専用ポットを冷やしておく比較的安価なものもあるが、こちらはペルチェ式の冷却装置がついているのでコンセントにさせば即使える。さらに回転するブレードにより“冷やしながら混ぜる”ことまで完全に自動化。
【クリパパPoint!】
これまでも、専用ポットを冷やすタイプのものを使ったことはあるものの、冷凍庫内で邪魔になったり、手動で混ぜるのに疲れたりと面倒さを感じていました。しかし、この製品は材料さえ入れればあとは待つだけと本当に「楽」を実感。できたアイスも市販のものより濃厚で家族に大ウケしました。これ、実はアルコール飲料でシャーベットも作れるんです。そう、おっさんだってはしゃげる製品なんです！
今、調理家電のホットワードは「自動化」だったりします。AIだとか、機械に人間の仕事が奪われる……。なんて心配もまたホットな話題ですが、こと料理に関しては話は別。料理慣れしていないおっさんにとっては、器具が自動でやってくれるのはありがたいばかりですよね。
文・宇都宮雅之
