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世界中で愛される伝説のキャラ「トランスフォーマー」。お値段もやはり“伝説級”!?

『ゾイド』シリーズとほぼ同時期にヒットしたオモチャで、外すことができないのが『トランスフォーマー』シリーズ。1980年に誕生した『ミクロマン』の後継にあたる変形ロボ玩具『ダイアクロン』、『ミクロチェンジ』が海外にわたり『TRANSFORMERS』として大ヒット。日本では逆輸入の形でブームを呼ぶことになった。夕方に放送されていたアニメ版に挿入される独特なアイキャッチを、忘れられない人もいるはずだ。近年にハリウッドで映画化されたことからもわかるように、今なお世界中で愛されているキャラクターだけに、人気の高いキットはプレミア価格もかなりなもの。

シリーズ最大級の大きさ(体長55センチ!)を誇る写真の「フォートレス・マキシマス」(1987年発売/C-114)は、当時の販売価格1万2800円に対し、ミントコンディションの場合『まんだらけ』での販売価格相場は、なんと10倍近くの12万円!! これは流石に、ボーナスで財布のひもが緩んでいるオッサンでも、やすやすと手を出せる価格ではないだろう。
なお、『トランスフォーマー』シリーズも後に復刻版が登場しており、「フォートレス・マキシマス」も発売25周年となる2013年に「TFアンコール23 フォートレス・マキシマス」が発売された。こちらは現在、アマゾンだと3万4800円で購入できる。かなり忠実な復刻版なので、こちらを買うのもアリだと思うぞ。
 

今なお愛されるカワイイ系『SDガンダム』は、驚きのプレミア価格も!!

『ゾイド』や『トランスフォーマー』のような、当時の販売価格がそもそも高価で買ってもらえなかったオモチャに対し、安価で豊富なバリエーションが楽しかった『SDガンダム』シリーズ。日本ならではの“カワイイ”カルチャーにも通じる「SD(スーパー・デフォルメ)」キャラの元祖となる存在で、ガシャポンはもちろんカードダスやプラモデルなど、多様な展開を遂げたオモチャだ。今でも、実家の押し入れを開ければ輪ゴムで束ねたSDガンダムのカードダスが大量に発掘されるはず、という人も多いのでは?

なかでも、現在では“幻”に近い存在となっているのが、SDキャラを載せて遊ぶ基地キット「元祖SDガンダム・新生頑駄無城・天地城」(1990年発売)。当時の価格は4800円と、今見ればそんなに高価とは思えないが、基地キットまで揃えられるのは、家が裕福か親子でオモチャ好きでもない限り、なかなか難しかったはず。この手の基地キット、持ってる友達って、それだけで一目置かれたものですよね。
さて、気になるこちらのプレミア価格だが、ミントコンディションの場合『まんだらけ』での販売価格相場は……失神必至の18万円!!!!!! そもそも流通数が少なかったことや、2017年時点で復刻版も出ていないことなどが、プレミアの根拠になっているのだろう。オッサンとなった今、これを18万円出して買ったら、それこそ当時の友達から一目以上置かれてしまうんだろうなぁ。


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