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2017.11.04

あそぶ

ペット?オッサンのオモチャ?復活の「アイボ」が早くも話題!

1999年に登場し、世間を騒がせた犬型ロボット・AIBO(アイボ)。定価が25万円だったにもかかわらず、初回生産3000台がわずか20分で完売したほどの人気を誇った。当時大学生だったオッサンたちのなかには、バイト代を叩いて購入した人もいるかもしれない。
しかし、その後ソニーはロボット事業から撤退、2006年にAIBOは製造中止に。さらに2014年には修理サービスのクリニックを閉鎖。愛犬の面倒を診てくれる場所がなくなり、もはや懐古される対象と言っても過言ではなくなっていたが……。
2018年1月、そのAIBOが名称をアルファベットの小文字「aibo」に変え、復活を果たすのだ!
aibo「ERS-1000」 19万8000円 /ソニー(http://aibo.com)
新型のaiboは、生み出される豊かな感情表現が特徴。旧型はいかにもロボっぽい外観だったが、新型はまるで本物のわんこのようなクリッとした目や丸みを帯びた体が愛らしい。ソニーが自社で開発した、計22軸の超小型のアクチュエーターがその動きを実現させている。

動く姿を見たならば、「これは子供の遊び相手に十分なってくれるかも……」なんて考えが浮かぶはず。さらに飼い主からの言葉や笑顔、撫でられたことを感じ取って、飼い主が喜ぶことを学んでいくという。一方、ディープラーニング技術を用いて状況に応じたふるまいができるようになったり、オーナーとのやりとりのデータが収集され、クラウド上のAIが集合知として蓄積することでさらに賢くなっていくといい、自分用のオモチャとしても試してみたい!
aibo専用アクセサリー アイボーンは2980円で発売予定
さて、そんな進化したaiboが発売されるのは2018年1月11日。ただし、初回生産分は11月1日から先行予約を行い、19万8000円(本体価格のみ、別途サービスプランが必要)ながら約30分で完売してしまった。次回の予約受付の時期は未定であるものの、今後全国のソニーストア直営店での展示も予定しているという。価格が価格だけに触れ合ってから判断する、というのが正しい選択だろうが、その愛らしさに「ウチの子にする!」と即断してしまうという恐れがあるかも。ともあれ、ガジェット好きにはたまらないレジェンド商品が帰ってきた。続報に目が離せなくなりそうだ。
[問い合わせ]
ソニーストア
http://aibo.sony.jp/


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