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2017.11.04

ファッション

コート姿、マンネリ化してない?今年らしい“着方”を7例伝授!

コートをスーツやデニムと合わせる方法はわかっている。でも、ほかにどんなアイテムと合わせて、どう着ればいいのだろうか? 意外と多いコーディネイトが苦手なオッサンたちへのスタイリングチュートリアルを7例ほど。
 
「ラップコート」と「全身モノトーン」
コート12万3000円/アクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ 03-6418-9923)、ニット6万1000円/ヴェルサーチ(ヴェルサーチ ジャパン 03-3569-1611)、パンツ1万8000円/スティーブン アラン(スティーブン アラン トーキョー 03-5428-4747)、靴11万5000円/ピエール アルディ(ピエール アルディ 東京 03-6712-6809)、サングラス4万7000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)
生地の分量感が多い作りと裏地のない軽い仕立てで、身体を包み込むラップコートは、キザな雰囲気が漂うモノトーンスタイルで。パンツのシルエットをはじめ、’80年代モード風にまとめるのが面白さ。
 
「チェックのコート」と「ルーズフィットチノ」
コート8万円、ニット2万9000円/ともにホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381、パンツ2万4000円/サイベーシックス(マスターピースショールーム 03-5414-3385)、靴6万5000円/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688)
名作漫画『タンタンの冒険』の主人公の少年をイメージして、ルーズフィットのチノをナードな感じにロールアップ。このレングスのバランスに時代感が出るので、気にしてない風にしながら、しっかり気配りをしてほしい。コートのチェック柄を主役に、合わせる服はなるべく地味にさっぱりしたものを。コーディネイトが絶対にうまくまとまる。
 
「チェスターコート」と「コーデュロイパンツ」
コート13万円/MP マッシモ ピオンボ(ワイルド ライフ テーラー 03-5728-6320)、ニット5万3000円/ジェームス パース(ジェームス パース 青山店 03-6418-0928)、パンツ4万4000円/メゾン フラネール(インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948)、靴6万5000円/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688)
チェスターコートをはじめとする定番コートには、旬なボトムスを積極的に合わせてみたい。今シーズンなら、コーデュロイパンツを。畝のサイズは各種あるが、太畝のものならよりコーディネイトに表情が出る。シルエットは細身のストレートより、ワイドなものやボンタン風のシルエットを。グッと今っぽくなる。
 
「ハリー・ポッターコート」と「黒いシャカパン」
コート9万円/エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230、プルオーバー2万6800円/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(ナナミカ マウンテン 03-5728-3266)、パンツ2万9000円/アルクフェニックス(フェニックス ストア ハラジュク 03-5778-4006)、スニーカー1万6000円/ナイキ スポーツウェア(ナイキカスタマーサービス 0120-6453-77)
誰が呼んだか知らないが、通称「ハリー・ポッターコート」なるジップアップフロントのフードコートを、スポーツ&アウトドア系のテックウェアでミスマッチな合わせを。でも、このコートの見た目が冬のスポーツ観戦などに欠かせないベンチコートっぽいと思うと、コーディネイトがハマっている理由も納得できる。
 
「ツイードコート」と「スウェットパンツ」
コート9万2000円/フィグベル(プロッド 03-6427-8345)、オレンジニット2万7000円/ストーンアイランド(トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567)、パンツ3万2000円/N.ハリウッド(ミスターハリウッド 03-5414-5071)、スニーカー2万2000円/Amb(ハイブリッジ インターナショナル 03-3486-8847)、キャップ6500円/クアトロッキ(インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948)
スウェットパンツ&スニーカー、ビタミンカラーのカジュアルなニット。リラックス感のあるアスレジャースタイルに、古臭い感じのグレンチェックツイードのステンカラーコートを。合わせを神経質に気にしていない感じが、逆に男っぽくて格好いいと思うのだ。
 
「シングルトレンチ」と「シェットランドニット」
コート6万8000円/オーラリー 03-6427-7141、ニット1万6000円/アダム エロペ(ジュンカスタマ―センター 0120-298-133)、シャツ1万9000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-185-718)、デニム2万3000円/A.P.C.(A.P.C. CUSTOMER SERVICE 03-3710-7033)、靴4万2000円/ローク フォー スティーブン アラン(スティーブン アラン トーキョー 03-5428-4747)
コーディネイトのイメージは、ダスティン・ホフマンやウディ・アレンみたいな、ちょっと哀愁系のオッサン。カーキのコートに、フォレストグリーンやレンガ色のニット、適当な色落ちのジーンズとか、そういう色気のない合わせを。いい年して、ギラギラしているオッサンより100倍は格好いいと思われるが、どう思う?
 
「ステンカラーコート」と「レトロスポーツウェア」
コート7万2000円/サイ(マスターピースショールーム 03-5414-3385)、ベスト5万8000円/ストーンアイランド(トヨダトレーディング 03-5350-5567)、カットソー6000円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033、パンツ2万1000円/ニードルズ(ネペンテス 03-3400-7227)、スニーカー1万1000円/ナイキ スポーツウェア(ナイキ 0120-6453-77)、メガネ4万5000円/オリバーピープルズ(オリバーピープルズ 東京ギャラリー 03-5766-7426)
やや難度高めなトラックパンツとの合わせ。簡単なのは全体の色を合わせてシックにまとめる方法。逆に、ビビッドカラーや柄モノをインナーに使うのも、今のストリートスタイルっぽくてアリ。が、万人にはおすすめできない魔球的スタイリングともいえる。
 
HOW TO コーディネイトを知れば、冬の装いはもっと楽しいものになる。「このコートって、こんな服とも相性がいいんだ」というのは、まだまだあるはず。これをヒントに、自分だけの組み合わせも探してみよう。


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