スニーカー世代の我々にとって、ただクラシカルなだけのスニーカーは退屈だ。でも、先鋭的すぎるのも正直、二の足を踏んでしまう。ならば、トップセブンが提案する新作スニーカーを。大人としての落ち着きと、うれしい機能を両立させた独自の“ハイブリッド感”が、足に心にフィットするハズだ。
つまりは、いいとこ取り。それがハイブリッドの魅力
アッパーにはナッパレザーを、インナーにはネオプレン素材を採用することで、落ち着きのある見た目に加え、フィット感の向上や着脱のしやすさといった機能性も搭載。紐を緩めずとも脱ぎ履きでき、“スリッポン感覚”な付き合いやすさがありがたい。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ダークブラウンと使いやすい基本色をラインナップ。上品さと実用性をセンス良く融合させた秀品だ。1万6000円/トップセブン(チャンス 072–726–9092)
“ハイブリッド感”と定番ボトムスの相性検証
検証1:デニムを使った“いつもの”スタイルに“ハイブリッド感”のあるスニーカーとはいえ、ゴツさや派手な装飾がないのでシンプルなデニムスタルともマッチし、ご覧のように“いつもの感じ”で自然に馴染む。色落ちデニムの褪せたブルーとダークブラウンの配色もいい感じだ。スニーカーは上を参照。
この履きやすさがありがたい
ネオプレン素材のインナーブーティ構造が靴紐を緩める、あの煩わしさから解放してくれる。脱ぎ履きを容易にしてくれるヒールタブもナイスなディテールだ。
検証2:リブパンツを使ったモードなスタイルにテック素材のリブパンツは、スポーティなテイストで“ハイブリッド感”と抜群の相性の良さを見せる。しかも、スニーカーのベースとなるのはあくまで品のあるナッパレザーなので、スポーティになりすぎず大人っぽさをしっかりと確保する。スニーカーは上を参照。
検証3:スラックスを使ったトラッドなスタイルにスラックスにスウィングトップを合わせたトラッドな装いにも、上品なアッパーのおかげですんなりハマる。アッパーと履き口の色が黒で統一されているので、よりまとまりのある仕上がりに。スニーカーは上を参照。
ブーツみたいなスニーカーもオススメだ トップセブンのロングセラーモデル「TS-236 SU」。レザーブーツのような重厚感とスニーカーの軽快さを併せ持つ、こちらもハイブリッド感覚なスニーカーだ。ハイカットでも脱ぎ履きしやすいように、内側にジップを配したオッサン想いのディテールはトップセブンらしいデザイン。定番のチャコール(右)に加え、今季はベージュ(中)とブラック(左)が登場。各1万6000円/トップセブン(チャンス 072–726–9092)
[問い合わせ]トップライン代官山店 03–5784–3339トップセブン吉祥寺店 0422–29–0092トップライン神戸店 078–321–4192チャンス 072–726–9092www.topseven.jp清水健吾=写真 諸見里 司=スタイリング 益江みき=ヘアメイク 髙松尚宏=文