PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
DIOR HOMME ディオール オム
最上級&最先端のファッションとアナタの距離がグッと縮まるフォトストーリー。
ワンブランドで作る37.5歳に似合うプレミアム&デイリースタイル。
テクニカルナイロンのブルゾンにプリントされたのは、ライブを謳歌するエネルギッシュな若者の姿。これは、アメリカ人アーティスト、ダン・ウィッツによるモッシュ・ピットを描いたオイルペイントで、メゾンが今季掲げたテーマのひとつ、’80年代後半から世界的ムーブメントとなったレイブカルチャーを象徴する一着となる。その存在感たるや申し分なし。
モヘアやウール、カシミアなどをブレンドした風合い豊かなニットには、アシンメトリーな格子柄がほんのりと浮かび上がる。その裾には大小2つの缶バッジが。ボンテージ風のパンツとともに作った、パンキッシュな装いだ。
テーラードジャケット、デニム、ジップアップニット。定番を使ったスタイリングも、いつもとレイヤーを変えるだけで印象は見違える。ここではジャケットの上にジップアップのニットを合わせた。新しいプロポーションを生む意外な新提案。ネイビーのワントーンということが、我々との距離を縮めてくれる理由だ。
偉大なるムッシュ・ディオールのポートレートやメゾンを象徴する薔薇、そしてランウェイでも多用されたスローガンの数々。これらのアイコニックなモチーフを、精緻なジャカード織りでロンT風に表現したウールのニット。加速度的に近付くモードとストリートの距離。そのバランスを、アーティスティック ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュは巧みに測っている。
「HARDCORE」と「DIOR」を掛け合わせた造語、「HARDIOR」の文字がプリントされたのは、コットンモルテンというハリのある素材のフーデッドパーカ。そこにウールのリブパンツやスエードのスケートシューズ風の1足など、異素材を開け合わせることで抑揚の効いたスタイルを完成させた。
いかにメンズにエレガンスをもたらすか。それを追求するディオール オムにとって黒いジャケットは重要な存在だ。上品なウール地で仕立てたナローラペルの一着は、襟だけをオレンジのレザーに切り替えてアイコニックな表情に。それをデニムとスニーカーでコーディネイト。気取りすぎずラフすぎず。これぞ等身大のエレガンス。
ディオール オム(クリスチャン ディオール)
0120-02-1947
東海林広太=写真 山田陵太=スタイリング 森岡祐介=ヘアメイク