いつものスタイルに馴染みが良く、かつシンプルな装いにアクセントをもたらしてくれる。
そんな汎用性の高さとコーディネイトへの効能から人気を博し、今やトップセブンを代表する定番モデルとなった「TS-260」と「TS-2101」。この2大モデルの人気の理由を検証してみた。
短靴ライクな定番モデル 「TS-260」
内羽根式に蝋引きの丸紐。さらに一枚革で仕立てることでスニーカーなのにまるで革靴のような品のある佇まい。「大人のためのスニーカー」をコンセプトに掲げるトップセブンらしい1足は、パンチングによるサイドの「7」マークやヒールに配したリボンテープがアクセントに。ホワイト、バーガンディ、ネイビー、ブラックの4色展開。
各1万3000円/トップセブン(チャンス 072-726-9092)
スリムなコートシューズ型の定番モデル 「TS-2101」
クラシカルな見た目のコートシューズタイプ。光沢あるスムースレザーやサイドステッチなど、さりげない個性がコーディネイトに奥行きを与えてくれる。甲を低く設定したロングノーズのスマートなルックスも、大人っぽさにひと役買っている。ライニングを排することで、しなやかなレザーの質感を引き立てる。ホワイト、ネイビー、レッド、バーガンディの4色展開。
各1万5000円/トップセブン(チャンス 072-726-9092)
“シンプル”に効く、2大定番モデルのスタイルサンプル
主張しすぎないデザインはコーディネイトに馴染みが良く、また絶妙な個性がシンプルな格好にアクセントを与えてくれる。4つのスタイルを例にその効果をご覧あれ。
TS-260なら……
“いつもと同じ”にひと匙の“いつもと違う”雰囲気をMA-1に色落ちデニム。馴染みのアメカジには無条件で白スニーカーが似合う。そこで、短靴のような端正なデザイン「TS-260」を合わせてみる。アスレチックブランドのスニーカーにはない端正な顔つきがサポート役となり、着こなしがほんのり上品に。年を重ねたからわかる魅力である。
TS-260なら……
トラッドな装いに挿したヒールのリボンと色の効能オックスフォードのストライプシャツにベージュのトラウザー。肩にはネイビーのカーディガン。超トラッドな装いにアクセントをもたらしているのが、ヒールのリボンである。テイストを合わせながらも施すさりげない主張。バーガンディも挿し色として効いている。
TS-2101なら……
パッと見の印象を左右する、ワイドパンツとのバランサー最近気になるワイドシルエットのボトムスは、足元とどうバランスを取るかもポイントだ。ロングノーズが特徴の「TS-2101」は適度なボリュームが持たせられるため、それが簡単に実行できる。またコート系スニーカーがベースだから合わせ方も簡単ってワケだ。
TS-2101なら……
さりげないステッチ効果でモノトーンにメリハリをジップアップのニットにナイロンパンツ。素材感で奥行きを出したモノトーンスタイルに、スニーカーのサイドステッチでさらなるニュアンスを。
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