OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. あそぶ
  3. 宮崎はもうひとつの「うどん県」だ! 再訪決定の名店5選

2017.09.13

あそぶ

宮崎はもうひとつの「うどん県」だ! 再訪決定の名店5選

忙しいときこそ時間を見つけて旅に出て、いろんな刺激をインプット。逆に体内&脳内に溜まった“垢”は、きれいさっぱりアウトプット。そしてまた日常へ。
このイン&アウトこそ、「種カジのタネあかし」でお馴染みの種市暁さんが旅に出る理由。では種さんは、何を持ってどこに行って何を見る? 彼のリアルな旅のしおりをレポートする #種タビ、1回目のディスティネーションは「宮崎」です。
>これまでの「宮崎の旅」はこちらから
宮崎牛に日向鶏、マンゴーそして地の魚。宮崎は美味いもんの宝庫。2泊3日の今回の旅でもスペシャルバーガーにかぶりつき、絶品ナポリタンで大満足。存分に堪能しました、宮崎の食。でも、何よりも食べたものが「うどん」です。
朝食、移動中、夜のシメと、常に近くにあったのはうどんでした。地元の人に聞けば、うどんは宮崎のソウルフードなんだそう。なるほど、美味いわけだ。次に来るときの健忘録として、再訪決定のうどんの名店をメモ!
 

柔らかいうどんを崩してゴボウとパクリ。朝うどんで再訪決定!


香川の讃岐うどんとは異なり、宮崎のうどんはとても柔らか。その特徴が最も顕著で、宮崎うどんらしいと評判なのが「めぐみうどん」。頼んだのは「ごぼう天」(390円)で、食べて驚き。箸で摘めばプルンと切れるくらい柔らかい。どうやらこちらの麺は他店と比較しても特に柔らかそう。カウンター裏で一度、さらに提供する直前に再度茹でる二段構え。いりこでとった出汁の香りも食欲をそそります。宮崎ブーゲンビリア空港からも近いので、朝うどんでまた来たい。

めぐみうどん
住所:宮崎県宮崎市郡司分2250-3
電話番号:0985-56-8307
営業:6:00~19:30(19:00LO)
無休

 

抽出し続ける出汁の味がたまらない自家製麺の店

「麺はコシ」って人もいるでしょう。だったら間違いないのは「カネキ製麺」。讃岐うどんをベースにほとんどの食材は国産。店内に設けた製麺室で独自に麺を打っています。しかも、小麦粉には香川県産の「さぬきの夢」を使用するこだわりよう。

麺つゆは京都の老舗卸問屋から仕入れた鰹節をふんだんに使い、まるでエスプレッソのような深みのある味わい。しかも、常に専用の機械で抽出し続けることで鮮度をキープしているってところがスゴい。これがコシのある麺と合うんです。もちろん、柔らかく茹でてもらうことも可能。今回は「ぶっかけ温玉牛肉のせ」(700円)をいただきましたが、釜揚げ(560円)もおすすめとか。次回はコレを!

カネキ製麺 本郷南方店
住所:宮崎県宮崎市大字本郷南方2517-1
電話番号:0985-56-1001
営業:8:00~20:00(19:30LO)
火曜定休

 

ローカルに愛される名店。ご主人がサーファーという安心感


サーフスポットの木崎浜へ向かう途中に発見した「忠太郎茶屋」は、近所のおじいちゃんやおばあちゃんからサーファーまで、老若男女問わず愛されるローカルの名店。こちらの人気メニューは「ごぼ天うどん」(400円)。適度にコシを残した絶妙な麺が、ごぼ天のサクッとした食感と相まって激ウマ。塩分控えめの出汁だったり、無添加の材料を使っていたりとヘルシーなところもうれしい。妙に居心地がいいのは、ご主人もサーファーだから?

忠太郎茶屋
住所:宮崎県宮崎市熊野315
電話番号:0985-58-1800
営業:7:45~18:00(17:30LO) ※土・日曜、祝日は20:00まで(19:30LO)
無休

 

オッサン大満足! 奥深いシンプルな味はうどんの原点か?


宮崎市内から1時間ほど北上した日向エリアにある「天領うどん」。その店名が付いた「天領うどん」(320円)はシンプルな釜揚げ。国産とオーストラリア産を独自にブレンドした小麦粉や、ミネラル豊富な天然海塩を使用した麺の美味しさが際立ちます。しかも細麺だから胃袋へスルスル。鹿児島・枕崎の鰹節、北海道の真昆布、そして宮崎産の干し椎茸を使った繊細なダシもツボですね。ダメ押しはふんわりした揚げ玉。うどんの原点に立ち返ったような味わいです。

天領うどん 新生町店
住所:宮崎県日向市新生町2-66-1
電話番号:0982-53-6068
営業:10:00~19:00(18:30LO)
無休
www.tenryo.co.jp

 

柚子香る釜揚げは“シメうどん”の第一候補に


飲んだあとのシメといったらラーメン? いや、宮崎ではうどんです。なかでも1967年創業のこちらはイチ押し! 繁華街にあるため飲んだあとにサクッと寄れる「戸隠」は“シメうどん”の文化を根付かせた張本人。ここの「釜揚げうどん」(650円)は、程良くコシを残した細めのもっちり麺で、飲んで疲れた胃袋にもすんなり入っていきます。宮崎では出汁にいりこや干し椎茸を使うのが一般的のようですが、こちらは鰹節と昆布のみ。そこに柚子ペーストを加えた秘伝のつゆが麺とよく絡み、最高のハーモニーを奏でます。ギフトセットもあるので“おみや”にもいいんです。

釜揚げうどん 戸隠 本店
住所:宮崎県宮崎氏中央通 7-10
電話番号:0985-26-2872
営業:19:00~翌2:00
日祝定休
www.miyazaki-togakushi.com



2/2

次の記事を読み込んでいます。