そろそろ秋の到来。少し肌寒くなっても、Tシャツの心地良さが忘れられない。そんなアナタにおすすめしたいのが“Tシャツ+1”の代表選手、カーディガンだ。カシミヤ、シルク、メリノウール……。“とびきり肌触りのいい素材”で定番色の無地をチョイスすれば、快適なうえにグラフィックTシャツにも難なく合わせられて汎用性も手に入る。で、暑くて脱いだときは肩に掛けておけば、触れた部分がまた気持ちいい。言うことなしなのである!
The Elder Statesmanジ エルダー ステイツマンレトロな顔立ちのマルチボーダーTシャツを優しく包むのは、オフホワイトのカーディガン。自身もサーファーの“海男デザイナー”が手掛ける、カシミヤ製の逸品だ。しかも、羽織り専用のボタンレス仕立てというのもポイント。肌に触れて不快じゃない、むしろ触れていたい感触に笑顔がこぼれる。
JOHN SMEDLEYジョン スメドレーニュージーランドの専用牧場で育てるメリノウールの滑らかさは、筆舌に尽くしがたし。コンサバなネイビーは、着こなしにきちんと感を与える。
THEORYセオリーシルクカシミヤのハイゲージは、軽いうえに滑るような肌触り。前身頃は天竺編み、袖と背面をリブ編みにして、デザイン性を高めている。
CAL.BERRIESカルベリーズ海感を全開にして楽しめるのが、パイル状に編み立てたこちら。綿ポリの軽さにレーヨンの滑らかさが加わり、古着のようなこなれた風合いを実現した。
RAINMAKERレインメーカーシャツのようなカフ袖が付いた変化球。レーヨン、ウール、ポリエステルのいいとこ取りをした3種混素材が大人びたドレープを生む。雰囲気ある1枚だ。
BANANA REPUBLICバナナ・リパブリックかすかなムラが味わい深いキャメルカラーは、エクストラファインメリノウールの賜物。肌なじみの良いナチュラルな風合いで、末長く付き合えそう。
THREE DOTSスリードッツ地厚ながらもソフトなウールカシミヤを採用。ウエスト中央に2ボタン、両サイドにパッチポケットを備えたジャケット的顔立ちで、羽織るには打ってつけ。
とにかく気持ち良く、自分らしく、肌触りにこだわるカーディガン。それらは素肌に触れても不快感がまるでなく、皮膚と一体化するような感覚さえ覚える。まだまだTシャツ1枚で身軽でいるために。自分を存分に表現できる、気持ちいいカーディガンを選ぼう。