アウトドアフィールドに身を置きながらも、家にいるような安心を実感。昨今のキャンプギアは実に有能で、山だけでなく自宅でも使えるようなイカしたデザインのアイテムもある。そのうえ多彩ときているから選びに迷うのは当然だ。ならば、キャンプの常連たちの声に耳を傾けてみよう。重ねてきた経験をもとに行き着いた彼らなりのベストアンサー。さぁ、教えて!
「スタンレー」社のウォータージャグ
スタンレーは創業100年を超える企業で、長い歴史に裏打ちされた確かな品質が持ち味。それは、真空断熱ステンレスボトル業界に革命をもたらしたとまで言われている。そこがかつて出していたジャグ。重厚かつレトロなルックスのこちらはすでに廃盤モデル。
「コールマン×モンロー」のランタン
アウトドアシーンを牽引するコールマン。そして、独特なテキスタイルとアウトドアギアをミックスし、イン&アウトで使えるアイテムを提案するモンロー。2016年からスタートした彼らの共同プロジェクトが「インディゴレーベル」で、ILルミエールランタンは同シリーズを代表するアイテム。ガラスの風防に描かれたネイティブデザインが魅力的だ。それをこちらは、シエルブルー×ピノワークスのカバーでアレンジ。
「ざぁ〜ッス」のヘキサテーブル
ざぁ〜ッス(The Arth)は、アウトドアを軸にした日本のガレージブランド。その主力商品で、海外からの注文も殺到しているというのがこのヘキサ(六角)テーブルである。くだんのオール木製の組み立て式だから持ち運びも便利。今やコアキャンパーの間でも注目の的で、そのテーブル好きが集まる“六角会”なる集いも、数百人規模で開かれているのだとか。
「新富士バーナー」のガストーチ
ピノワークスのレザーケースの中には、新富士バーナーのガストーチが。この会社は幅広い炎の道具を開発している、まさに“炎の総合メーカー”。で、このガストーチは火口が伸びるため安全に着火ができる同社の主力。耐風性があるため消えにくいのも特筆すべき点で、火起こしの際の心強い味方になってくれる。
「ケシュア」のキャンプベッド&「アルパインデザイン」のシェルター
フランス最大の店舗数を誇るスポーツショップ、デカトロンのオリジナルブランドとして誕生したケシュア。ポップアップテントで一躍有名になった同社だけに、キャンプベッドも設営が実に簡単。自宅のベランダやリビングでも使える万能さもある。そこへアルパインデザインのシェルターをドッキングしたのがこちら。組み立ても非常に簡易で寝心地も上々。
「ヘリノックス」のチェア&「キャタプルト」のウッドバー
世界中のアウトドアブランドにポールなどを供給するアルミポールのリーディングカンパニー、DAC社。ヘリノックスは同社が2009年に立ち上げたブランドで、こちらはその代表的アイテムとしても知られるチェア。さらにチェア専用にキャタプルトが製作したウッドバーを装着しているため、地面へのめり込みや風で吹き飛ばされる心配もない。
「アイスランドクーラーボックス」のクーラー
武骨なカモフラージュ柄が印象的なこちらのクーラーボックスは、断熱材を充填した厚みのあるボディ、そして密封性の高いパッキンを要したフタにより、なんと最長5日間も氷が解けないという脅威の保冷力を発揮する。さらにふたつのドリンクホルダーやボトルオープナーまで付く優れもの。SO COOL!
「NATSU Fab」のテーブル
すべての製品を手作りで仕上げているガレージブランド、NATSU Fabの鉄製ヘキサテーブル。網目のデザインやマッドブラックの鉄の風合いなど、タフなビジュアルが男心をくすぐる。スタッキングも可能で、ラックとしても使えるオールマイティさを備え、テントサイトでも自宅でも抜群の存在感を発揮!
「アウトサイド イン」のウッドチェア
「自然を家の中に取り入れ、アウトドアへ家のくつろぎを持ち込む」をコンセプトに展開するアウトサイド イン。こちらはそのチェアで、分解して持ち運びも可能。背もたれは5段階に調節でき、食事をとるときはもちろん、寝るときにもいい。レトロなファブリックが温もりを感じさせ、ウッドパーツともマッチしている。
「イエティ」のクーラー
2006年にスタートしたクーラーボックス専業ブランドの確かなクオリティにより、今多くのキャンパーたちの信頼を一身に集めている人気作。最高の保冷性を提供してくれるため、いつでもキンキンのビールやジュースが飲めるのだ。
「ブルーグラス」のジャグ
味のあるブリキ製のジャグ。ブルーグラスの一品で貴重なヴィンテージ品。蛇口の形やその上に描かれたブランドネームもまたアメリカンな雰囲気。