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2017.06.30

ファッション

「臭い」を「匂い」に変える、夏の香水の解答集

汗をかけば臭いが気になる季節。それ以前に加齢臭も気になるお年頃。そんな「臭い」に真っ向から対峙しなければならないオッサンが、いい「匂い」になるためのフレグランスとは何か? 香りはやはり、柑橘やハーブ、もしくは石鹸のような爽やかなテイストが夏には似合うし、そのうえ手軽に使えたらものぐさな人にだって助かるってもの。そんな目線で選んだ、夏にぴったりなフレグランス4つの解答をどうぞ!

[解答1]ウォーターベースのミストを香水代わりに


手軽に、さりげなくいい匂いを漂わすのなら、化粧水などに代表されるウォーターベースのミストを使うのも正解だ。オーダーメイドの香水から始まった「ダウンパフューム」のスパウォーターは、ほのかに香るザクロやグレープシードが爽やか。そして、保湿や日焼け後の鎮静効果を持つ、アロエベラジュースやミントも配合しているため、つけ心地もCOOL。
香りは、貝殻から抽出した香料を使い夏のビーチをイメージした「ブレイド ビーチ」(左)と、爽やかな柑橘とチャ葉エキスなどのコントラストが印象的な「ジュエル サボタージュ」(右)を用意。どちらも夏の火照ったカラダを優しく包んでくれる。各4300円
 

[解答2]置いておくだけで、いい匂い


デンマーク発のフレグランスブランド「アールピーエルパフュームス」からは、切り込みの入ったチューブをハンガーにつけたりクローゼットに置いておくだけで、服にいい匂いがつくというアイテムを。ジャスミンのような爽やかさとシダーのような落ち着きを併せ持った優しい香りがほんのり漂い、手軽に“匂い対策”ができるのだ。バッグや服のポケットに入れておくのもオススメ。1万2000円

 

[解答3]外出先でのお守りに。携帯できるロールオンタイプを


「レスキュー キット」と名付けられたオイルパフュームシリーズ。容量10mlの小さな容器のロールオンタイプなので、その名のとおり運動のあとや待ち合わせの前など、大事な瞬間に助けてくれる存在だ。オイルパフュームはアルコールを含まないため、成分が蒸散せず優しく香り立つ。天然のエッセンシャルオイルが気分をスッキリさせてくれるので、夏バテの日の気分転換にも使える。
朝の目覚めに最適な「アウェイク」と、深いリラックスを得られる「カーム」、ほかのふたつと併用してそれぞれの香りを引き立たせる「フォーミュラ X」の3種類が用意されており、セットで使うことで、1日のあらゆるシーンを“レスキュー”してくれる。各3800円/ダウンパフューム

 

[解答4]夏を粋に過ごすなら、こんな選択も


粋とか風流といった、昔はその魅力に気付かなかった日本らしい感覚。そんな感覚とともに夏を過ごせたら、素敵じゃない?
ということで選んだのが、 イタリア・フィレンツェで生まれたフレグランスブランド「ミルコ ブッフィーニ フィレンツェ」が、松尾芭蕉の名句「古池や蛙飛び込む水の音」にインスピレーションを受けて作ったフレグランス「HAIKU」である。
芭蕉の俳句が表すような、“自然の静寂の中でのはっとする瞬間”を表現したもの。ホワイトフラワーやローズなどの華やかさのあとに、ムスクやアンバーのほのかな甘い香りが続く。一句を嗜む前に、こんな「HAIKU」の嗜み方もありなのでは? 1万2000円


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