デニムもそうだし、絶対定番色はネイビーだし。我々に欠かせない色といえば「青」。それをアップデートさせるには、明度を上げればいい。それだけで新しい青の魅力に出会えるはずだ。
〝ビビッドブルー〞で楽しむ、ネイビー×グレーの一歩先
グレーのスラックスの相方はネイビーが定石。しかし、それをこんなビビッドな一枚に変えれば気分一新、若々しさも演出できる。このニット、上部はワッフル編みで切り替えられた、表情豊かなデザイン。深みのある青をより魅力的に見せてくれる。
いい大人に提案したい、明度を上げた青のワントーン
カラーコーデの鉄板である青のワントーンスタイル。その明度をグッと上げるとこのとおり。季節感ある軽快さと清潔感が手に入る。チャムスの代表作、「ハリケーントップ」を’90年代の仕様で再現したトップスは、袖に配した”フキダシロゴ”もツウ好みな懐かしのデザイン。
改めて見直されるべきアイスブルーの有効性
チェックシャツとデニムというクラシカルな組み合わせも、デニムがアイスブルーになるだけで今季らしい面構えに。強めの洗いをかけて色落ちさせた’67年モデルの「505」は、赤耳付きなのでロールアップもサマになる。シャツももちろん、青を意識。
「ソー × ナノ・ユニバース」のショーツ
ゴムウエストとイージー仕様でリラックスしてはけるのが魅力のコーデュロイショーツ。フェイドした水色にドローコードの白が効く。
「サバ」の靴
トルコで長い歴史を持つシューズを現代的にアップデートしたスリッポン。薄いソールに柔らかなカーフヌバックのアッパーが都会的。
似たような色に偏りがちなクローゼットに一枚、明度の高いブルーを加えたら、コーディネイトの幅も広がるってもの。新しい“青の魅力”を味方につけて、夏を迎えよう。